マキァヴェッリ全集〈6〉政治小論・書簡

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  • サイズ A5判/ページ数 374p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784480790163
  • NDC分類 087
  • Cコード C1322

内容説明

今こそ甦えるマキァヴェッリの全体像。有能な行政官としてフィレンツェ共和国強化のために奮闘し、様々の有益な提言を行なった貴重な政治小論十五篇とこの鬼才の実像と肉声がじかに伝わる書簡七十八通(本邦初訳)を収録。

目次

政治小論(ピサ攻囲論;ピストイア党争処置論―付録・ピストイア問題の処理について;セニガリア顛末記;資金調達についての発言;キアーナ渓谷地方の反徒の処遇策について;フィレンツェ国を武装化することについての提言;フィレンツェ民兵常備軍九人委員会創設に関するフィレンツェ共和国政令;フィレンツェ国軍歩兵隊総隊長選任に関する提言 ほか)
書簡

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てれまこし

8
政治小論・書簡集。NMは武装しない預言者たる無力を自覚している。自分が政治でなにかを為そうと思えば有力な君主に取り立ててもらわないとならない。しかし、メディチ家の不信は解けずに、嫌気がさした彼は情事や仲間との猥談にふけったりする。だが政治への渇望に最後まで取り憑かれてる。知識人が卑屈にならざるを得ないのは今も昔も同じ。だがメディチ家に取り入るのに、NMは君主の私益と公益が一致するかのような政治論を作り上げた。独裁者の弁明でもなく、君主を騙して自分の傀儡にする詭弁でもない、なにか新しい政治理論が出てきた。2024/03/01

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