内容説明
『悪の華』とならぶ傑作『パリの憂鬱』、「現代生活の画家」他の美術批評、ヴァーグナー論等の新訳改訳に詳細な詳解を付して、散文詩論、および前巻と共通の画家等を対象の造型芸術家名鑑（３５頁）を加えた決定版。
目次
散文詩（パリの憂鬱；玩具のモラル；散文詩献辞草稿；散文詩の題と草案）
美術批評・４（現代生活の画家；ウージェーヌ・ドラクロワの作品と生涯；コンスタンタン・ギースについての覚書；ウージェーヌ・ピオ氏のコレクション売立て；プロスペル・クラップ氏のコレクション目録）
音楽批評（リヒァルト・ヴァーグナーと『タンホイザー』のパリ公演）
哀れなベルギー（哀れなベルギー！；べるぎーノ魅惑；ベルギーにおける偶成詩）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Z
2
芸術史上主義だなあーと、ベンヤミン読後はみとめられないかなぁ。批評は毒舌がはいり笑わせてくれるけど2015/01/13
