坂口安吾全集〈05〉

坂口安吾全集〈05〉

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  • サイズ A5判/ページ数 586p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784480710352
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0393

内容説明

坂口安吾の小説、評論、エッセイなど全著作を発表順に収録。第5巻では1947年2月から12月までの作品を収録。

目次

「花妖」作者の言葉
花妖
二十七歳
私は誰?
余はベンメイす
世評と自分
恋愛論
酒のあとさき
大阪の反逆
わが戦争に対処せる工夫の数々
序『逃げたい心』
花火
てのひらの自伝
貞操の幅と限界
後記『白痴』
あとがき『いづこへ』
私の小説
俗物性と作家
暗い青春
破門
教祖の文学
ちかごろの酒の話
金銭無情
桜の森の満開の下
私の探偵小説
後記『堕落論』
オモチャ箱
悪妻論
再版に際して『吹雪物語』
大望をいだく河童
邪教問答
観念的その他
散る日本
推理小説について
理想の女
パンパンガール
青鬼の褌を洗う女
理想なき目
後記『道鏡』
決闘
新カナヅカヒの問題
娯楽奉仕への心構へ
阿部定さんの印象
思想と文学
第二芸術論について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばななうゆ

8
「桜の森の満開の下」のみ読了。森見登美彦氏の「新釈 走れメロス」の中に、この作品の新釈も収録されているため。人のいない満開の桜の森は怖いという強盗殺人者の話。2021/09/16

ソングライン

2
将来を期待された哲学者であった主人公が、守銭奴となるがどこか虚無的で憎めない「金銭無常」、悲しい人間の性を幻想的に描く「桜の森の満開の下」、友人であった牧野信一の自殺を実に下らぬ死だと嘆く「オモチャ箱」を含む五巻です。2017/07/27

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