感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mina
39
江戸で語られた九十九の漫画怪異譚。百物語は、百話語ると怪異が起きるために九十九話を語るという。蟻程の大きさの妖怪が おびただしく鉄を食べ 馬程の大きさになると自然発火する話、へその緒を切ると立ち上がり、笑いながら外へ出ていく赤子の話など 怖いというよりも不思議で奇妙な話が多かったですね。妖怪ものは絵がコワイ…。2014/10/24
あすか
20
不思議だったり気味が悪かったりの短編集。子どものころ祖父とこんな本を読んだ気がするけれど、あれは何だったっけ??2022/06/17
出世八五郎
18
ニッポン放送で紹介される映画や本につい手を出してしまう。本書もラジオ・アナウンサーが絶賛しており、何冊も持っているとラジオで紹介していた。昨日の事だが、目覚し時計代わりに使用している契約解除した携帯電話が異様な着信音を鳴らし始めた。画面にはフェイク着信、防犯ブザーなどと表示。鳴り止まず、画面表示に従い、あるボタンを長押ししたら更に異常音で暴れ始めた。間違えてどこかボタンを押したのかも知れない。バッテリーを外して消音したがSIMチップのようなものは入っていた。復旧させたら電源がいつのまにかONになっていた。2019/01/02
へいぞー
5
台風の休日に籠って百物語。文章ではなく漫画なので、とても気軽に楽しめました。日向子さんの画風は、どことなくほんわかしているので、怖すぎないのが嬉しい。「数原家の蔵の話」の妖が、妙に律儀で可愛らしかったです。2018/09/30
Yoshihiro Yamamoto
4
B+ ちょっとわからない話もあったけれど、全体的には江戸の情緒が伝わってきて、とても好ましい。若くして亡くなった著者を悼んで。2015/06/15