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ちくまプリマー新書
コミュニケーションを学ぶ

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480688880
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0295

出版社内容情報

コミュニケーションは学んで至る「技術」である。状況や目的、相手を考慮した各種テクニックを解説し、スキルを身につけ精神を理解するための実践的入門書。

内容説明

一口に「コミュニケーション」と言っても、状況や目的、相手によって、どんなテクニックをどう使うべきかはまったく異なってくる。各種の技術を、理論的に説明しながら、実践での使い方を示す。一生使える「コミュニケーション」の道具箱。

目次

第1章 コミュニケーションは「スキル」である
第2章 コミュニケーションにもいろいろある
第3章 相手の態度は?自分の目的は?
第4章 コミュニケーションを実行する
第5章 コミュニケーションの基本ワザ
第6章 交流のためのスキル
第7章 交渉のためのスキル
第8章 スタイル変容のスキル

著者等紹介

高田明典[タカダアキノリ]
1961年生まれ。フェリス女学院大学文学部コミュニケーション学科教授。芸術科学会会員。日本心理学会会員。情報処理学会会員。IEEE会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しょー

8
2017年、いくつも目から鱗が落ちた本。 コミュニケーションの目的や適切な距離の取り方など、自己啓発本にくらべて理論的に根本を扱っている。 攻撃的な人などに対する防衛的コミュニケーションは、目新しい内容で感服した。攻撃することでプライドを保とうとする人、異常なほど嫌悪してくる(好いてくる)人から自分を守る手段になる。 コミュニケーションに悩む場面は多々あるが、「あくまで道具」と言い聞かせながら、練磨できればと決意を新たにした。2017/11/22

ヒダン

7
<前提>1.コミュニケーションは技術、知識として習得可能2.コミュニケーションの技術、知識を習得するにはコミュニケーションへの意思が必要3.コミュニケーションを技術、知識として習得するだけでなく、コミュニケーションすることの意味を考えることが重要となる。コミュニケーションは交渉的か交流的かと了解志向か成果志向かの2×2通りに分類でき、それぞれ受動、能動や敵意により5通りに分類されるので20通りのコミュニケーションスタイルに分類できる。この分類を軸にスキルを解説してるのだが、最初の分類が多くて難解である。2014/07/05

calaf

7
コミュニケーションって、ここまで分類/解析できるのですねぇ...正にスキルであり、意識すれば操れる可能性があるとともに操られないように防御も可能という事らしい...コミュニケーションを行なう上では、知っていて損のない知識/技術かもしれません。もう少し詳しく勉強してみるかな...2012/10/02

市井吉平

5
目的、志向性、形式によってコミュニケーションを分類し、それぞれのコミュニケーションのスタイルに沿ってスキルを紹介企業研修でコミュニケーションについて習った人はアクティブリスリングやアサーティブなど勉強したかもだが、本書ではそれらのマインドやスキルは一部の話、もっと広い。スタイルの分類の多さに「実践は無理!」とも感じたが、一つずつ自覚的に取り組む価値はあるかも。所詮人は分かり合えないとたかをくくることは他者性のある捉え方ではなく、分かり合えないかもだが分かろうとすることが他者性という指摘はハッとした。2023/04/05

May

3
題名どおりコミュニケーションに関する学術的知見を、中高学生でもわかるようにまとめた内容。コミュニケーションをその志向性から成果型と了解型に大別したうえで、それぞれをそのタイプ5つ(共同的、能動的、受動的、防衛的、敵対的)に分類。計100通りの組み合わせの相性を示しつつ、コミュニケーション時の留意点などを記す。武器としての交渉思考(瀧本哲史)は、これらの理論に身体性を与えながら記述したものであることがわかった。体系的にしっかりと学ぶという点で、本書をお薦めする。実践は難しいけれど(笑2019/12/20

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