出版社内容情報
「自分はなにがしたくて、なにができるのか」そんな不安にも『論語』はゆるりと寄り添ってくれる。若い人に向けた、一番易しい『論語』入門。
内容説明
「自分はなにをしたくて、なにができるのだろう」そんな漠然とした不安にも、『論語』はゆるりと寄り添ってくれる。若い人に向けた、選りすぐりの『論語』のことば。
目次
はじめに 孔子および『論語』について
第1章 自分のことを好きになろう
第2章 学ぶことを楽しもう
第3章 面白いやつとつきあおう
第4章 年上のひとに好かれよう
第5章 笑いながら生きてゆこう
おわりに 人生はゆるやかな放物線を描く
著者等紹介
山田史生[ヤマダフミオ]
1959年福井県生まれ。東北大学文学部卒業。同大学大学院修了。博士(文学)。現在、弘前大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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27
初版2011年。安岡定子さんの「みんなの論語塾」をきっかけに、論語に関する本を探して読んでみました。ちくまプリマー新書は若者を対象に書かれた新書なので、やさしい日本語がとても読みやすく感じました。大昔、孔子はこんなふうに考えていたんだ。今の自分が読んだからこそ「なるほどな」と実感できる部分も多くありました。時々読み返して、毎日の生活に忘れないようにしたいです。2014/08/17
ナラサン
8
先生ってば。前に論語モノでもめたのに・・・。コレでリベンジ達成ですか?今日本で一番ユルく論語を読んでいるの人なのは間違いない(笑)2011/12/31
jun
7
孔子の教えを、現代的でポップな意訳で軽快に語る。学生時代に習った「子曰く〜」。記憶の海底に沈んでいた記憶のチリが、少し浮き上がってきた。あれからだいぶ時間が経って、納得できる解釈もあれば、そうでないものも(^^)さらっと読める論語。2014/01/18
貧家ピー
6
著者の解釈による論語の解説本。学ぶことを楽しむ、知らない事を知る、は古今東西言われていることだな。2022/09/21
calaf
5
パッと見、矛盾が大量に含まれている古書。この本の主題である『論語』は、その最たるものの一つかもしれません。結局、精神安定剤なのでしょう (笑)2012/01/02