ちくまプリマー新書<br> おはようからおやすみまでの科学

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ちくまプリマー新書
おはようからおやすみまでの科学

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480687395
  • NDC分類 K592
  • Cコード C0240

内容説明

毎日の「便利」な生活は科学技術があってこそ。料理も洗濯も、ゲームも電話も、視点を変えると楽しい発見がたくさん。幸せに暮らすための科学との付き合い方とは。

目次

第1章 身の回りの「便利」から考える
第2章 暮らしと科学技術のはるかな距離
第3章 生活の中にある科学に自分の手で触れてみる
第4章 科学はどこまで信じられるのか
第5章 生活実感をモトにした工夫が、科学につながる
第6章 リビング・サイエンスの提案

著者等紹介

佐倉統[サクラオサム]
東京大学大学院情報学環助教授。リビング・サイエンス・ラボに参画。1960年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。チンパンジーの社会生態学で理学博士号を取得。横浜国立大学経営学部助教授などを経て、現職。専攻は進化生物学だが、科学史、先端科学技術論にも興味を広げ、とくに文化進化論(ミーム論)の立場から科学技術と社会の関係を読み解く作業を展開中

古田ゆかり[フルタユカリ]
フリーライター。リビング・サイエンス・ラボに参画。環境関連の雑誌編集を経てフリーに。専攻は化学だが、生活者と科学、社会を結ぶ活動に関心を持ち、環境問題、環境教育、ポピュラーサイエンスなどを中心にして執筆活動を行う。現在、NPO法人市民科学研究室理事を務め、親しみやすい科学の学びを創造する科学館プロジェクトにかかわっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タルシル📖ヨムノスキー

18
この本はリビングサイエンス・ラボというプロジェクトチームの中心メンバーによって書かれている。そもそもリビングサイエンス・ラボとは「生活者視点からの科学・技術のあり方を模索する、実践型研究プロジェクトチーム」だそうな。つまり別世界の出来事に感じる敷居の高い「科学」を身近な視点で考える団体ということか。確かに冷凍食品も冷暖房も当たり前のように使って生活しているけど、これも全部科学技術の結晶。本文中にあった「便利さとは、自分自身の中にある能力を失うこと」という一文は棟に突き刺さる。思考して選ぶ消費者を目指そう!2023/01/20

ぴょこたん

11
科学というと難解なものに感じるかもしれないが、たとえば調理法を選んでいる段階でもう私たちは適切な科学の発想をもっている、というのはなるほどだ。科学の担い手が、国や科学者、企業ではなく、今や私たち消費者になっている。だから読者も勉強しよう、ということを筆者は声高に言っているが、震災を経験し、原発の問題が横たわっている今なら、よくわかることである。でも、原発問題で、匡や科学者が隠ぺいすることのあまりの多さを知った私は勉強してもどうにもならない無力感もあるのでは、と冷めた見方もしてしまう。2016/04/05

Inzaghico

10
本書が書かれたのが2006年、東日本大震災と福島原発事故が起こる5年前だ。本書では原子力発電のことはこう取り上げている。過去の事件の例を挙げて「一つ間違えれば取り返しのつかないことになるというリスクと隣り合わせの技術であることがわかります。使用済み燃料の措置や施設の老朽化に伴う放射性廃棄物の処理について、今後問題は大きくなるばかりです。(中略)原子力問題においては、物理学、医学、社会学など多くの問題を含んでいます。それらの『分野』を横断できる共通のコトバと、コトバを交わすテーブルが必要です」。御意。2020/12/06

sankichineko

10
生活にどのように科学技術が生かされているのか、事細かに解説する本かと思って読み始めました。実際は科学技術とどのように向き合っていくのかを示す本でした。「暮らしの手帖」の花森安治(森茉莉!)が出てきたのに驚きましたが、確かに彼の記事はリビング・サイエンス(生活者のための科学)ですね。2019/05/18

もえたく

8
生活の中にある科学を探す「リビング・サイエンス」を薦める中高生向けの本。おはようからおやすみまでに関わっている科学が記載されていると期待していたが内容が違った。が、リビング・サイエンスの先駆者として、寺田寅彦が取り上げられていて、そのエッセイが読みたくなった。2014/08/22

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