ちくま学芸文庫<br> 増補 20世紀写真史 (増補)

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ちくま学芸文庫
増補 20世紀写真史 (増補)

  • 伊藤 俊治【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 筑摩書房(2022/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480511577
  • NDC分類 740.2
  • Cコード C0172

出版社内容情報

写真の歴史を通じて、20世紀の感受性と人間という概念の運命を浮かび上がらせた名著が、21世紀以降の新しい道筋までを書下し大幅増補して刊行。

内容説明

写真とは、19世紀後半にはじまった(終末)と密接な関係を持ち、(人間)という概念の死滅と結びついた、20世紀の黙示録のひとつの形式ではなかっただろうか―。写真の歴史を読むことを通じて、時代の記録や個人の表現を超えた世紀の無意識と感受性を浮かび上がらせた著者の代表作。新たな書下ろし2章を付し、増補決定版としていま再び世に問う。21世紀以降注目を集める動向、フィクションとドキュメンタリーの狭間に生じた新しい位相、デジタル環境の深化による影響など、誕生後200年を迎える写真というメディアの歴史を描き出す。

目次

1 都市と時間の象徴―変わりゆく時空認識一八九〇→一九一〇
2 機械神の幻影―“光の死”とその後の展開一九一〇→一九三〇
3 デザインされるイコン―機能する写真の新しい均衡一九二五→一九四五
4 揺れ動く記録―「主観」と「現実」への眼差し一九四五→一九六〇
5 他者のフィギュア―人間と環境のはざまに一九六〇→一九七〇
6 メディアと死の位相―終末の様々なヴィジョン一九七〇→一九八五
補遺

著者等紹介

伊藤俊治[イトウトシハル]
1953年生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了(西洋美術史専攻)。東京藝術大学教授を経て、同大学名誉教授。『ジオラマ論』でサントリー学芸賞受賞。その活躍の場は写真論に限らず、ひろく20世紀のテクノロジー論や肉体論にまで及び、『写真都市』『トランス・シティ・ファイル』『生体廃墟論』『電子美術論』『バリ島芸術をつくった男』など時代の感受性を反映する著作を多数発表しつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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keroppi

74
図書館の新刊コーナーで見つけて。20世紀の写真の変遷を辿るが、知らない写真家が多いのと、難しめの文脈で、ちょっと理解に苦しむところも多かった。ただ、写真が、その技術の発展や普及や社会情勢の変化に伴い、都市を写すものから、戦争やファッションを写したり、グラフ誌が出来てきたり、性を写したり、やがて、自分自身や自分の心を写すように変わってきたことが興味深かった。この本では触れていないが、今では、スマホやインスタ等により、全ての人が写真家風になってしまったということか。20世紀は、写真の世紀だったんだな。2023/02/18

huchang

6
全体に評論としての言葉遣いが古臭い。増補前は1988年初版、だったらしゃーない、のか?時事や現代ものの評論はこういうことが起こるから怖い。例えば、機械の目、機械化、機械性といった比喩、透明な映像や経験や存在という単語の多用が目立つ。異化作用に頼った文章なんだろうなと想像つくんだが、かつて私が書いた痛い文章が思い出されて奇声をあげて転げまわりたくなる。当時のことを語ろうとすればそういう表現を使うしかないのも理解できるけどさ!ここで取り上げられた作品は印象深いものが多く、芋づる式読書がはかどるのも事実。2024/02/28

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