ちくま学芸文庫<br> 良い死/唯の生

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ちくま学芸文庫
良い死/唯の生

  • 立岩 真也【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 624p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480511560
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0110

出版社内容情報

安楽死・尊厳死を「良い死」とする思考を批判的に検討し、「良い死」を追い求めたりせず「唯の生」でよいではないかと呼びかける書。解説 大谷いづみ

内容説明

「病で死ぬとしてもその時までしたいことをし、楽をするのがよい」と考える著者が、安楽死・尊厳死を「良い死」とする思考を批判的に検討。病を得、あるいは老衰のため身体や思考をうまく働かせられない人に、生きる価値がないと思わせてしまう現代社会。「留保なしの生存」を妨げる種々の規範や価値が埋め込まれているこの社会を、「生きたいなら生きられる」社会へと変えていくには何が必要か。「良い死」を追い求めるのはやめ、「唯の生」でよいではないかと呼びかける。単行本『良い死』に、単行本『唯の生』の第5章~第7章を加えて文庫本とした決定版。

目次

第1部 良い死(要約・前置き;私の死;自然な死、の代わりの自然の受領としての生;犠牲と不足について)
第2部 唯の生(死の決定について;より苦痛な生/苦痛な生/安楽な死;『病いの哲学』について)

著者等紹介

立岩真也[タテイワシンヤ]
1960年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。社会学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rune

4
独特のもったりとした文体で紡がれる600頁超の文章を読み通すのは、控えめに言っても苦行である。しかし、大事なことが書かれているから読まないといけない。そういう本である。/本書は、尊厳死・安楽死の法制化に反対するために書かれている。尊厳死・安楽死を肯定する人たちは、それが①自分が決める、②自然な、③他人を思いやっての死であるから、それをよしとする。この3点について著者は批判的な検討を加える。第一に、自分が決める死について。まず、当人の生き死にに関わることだから当人の意思を尊重すべきだと言われるが、2023/02/12

ほしそらねこちゃ

3
なかなか進まなくて、年末から読み始めて1ヶ月かかってしまった。その最中に先般の集団自決云々のアレとかがあり(全く浅はかだ)、色々思考が深まるところではあった。2023/01/28

茅野

2
著者が亡くなったというニュースを見て、そこで著者や本書を知ったという遅すぎる出逢いなんだけど、関心を持ったので読んだ。 紹介やレビューにも「難しい、読みづらい」と書かれていて身構えたが、冒頭は易しくて安心していたところ、本文から牙を向いてきた。読むのに一ヶ月近く掛かった。 それでも、確実に読んでよかったと断言できるし、それこそ要旨くらいは義務教育で扱った方が良いと思った。 安楽死についてきちんと考えたことはなかったけど、この本が入門で良かったと強く感じる。 万人向けの本ではないのは重々承知だが、読むべき。2023/12/14

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