出版社内容情報
哲学者のとぎすまされた言葉には、歌舞伎役者の切る「見得」にも似た魅力がある。哲学者23人の魅惑の言葉。文庫版では語り下ろし対談を追加。
内容説明
哲学者の書くとぎすまされた言葉には、歌舞伎役者の切る「見得」にも似たぞくっとする魅力がある。ある言葉に出会うことで、もやもやした世界が一挙に結晶化するのだ。デカルト、カント、デリダ、西田幾多郎等23人の「グッとくる」言葉を題材に「哲学」を日常の底に食い入らせる対談。内田樹、江弘毅両氏も時折参戦。文庫化にあたり、「幸福について」の一章を語り下ろした。
目次
セーレン・キェルケゴール『死に至る病』
ジャン=ポール・サルトル『存在と無』
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』
オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』
エドムント・フッサール『デカルト的省察』
カール・マルクス『資本論』
フリードリッヒ・ヘーゲル『法の哲学』
フリードリッヒ・ニーチェ『善悪の彼岸』
エマニュエル・レヴィナス『全体性と無限』
ロラン・バルト『テクストの快楽』〔ほか〕
著者等紹介
鷲田清一[ワシダキヨカズ]
1949年京都生まれ。77年京都大学大学院文学研究科(哲学)博士課程修了。関西大学文学部哲学科教授等を経て、大阪大学総長に。『分散する理性』『モードの迷宮』により、89年サントリー学芸賞受賞、『「聴く」ことの力』により、2000年桑原武夫学芸賞受賞、04年紫綬褒章受章
永江朗[ナガエアキラ]
1958年北海道生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。フリーライター。現在、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
i-miya
cockroach's garten
i-miya
i-miya