目次
詩篇(詩集 食卓に珈琲の匂い流れ;詩集 倚りかからず;詩集未収録作品;書下し詩篇)
エッセイ(歌物語;女へのまなざし;平熱の詩;尹東柱について;韓の国の白い花 ほか)
訳詩(韓国現代詩選より)
著者等紹介
茨木のり子[イバラギノリコ]
1926‐2006。大阪に生まれる。詩人。1953年、詩学研究会に投稿していた川崎洋と詩誌「櫂」を創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おくちゃん🌸柳緑花紅
55
たまたま図書館の本日返却棚でみつけた。詩集未収録作品の中にあった「九月のうた」の最後、思えば幼いころの宿題は易しかった。人生の宿題の重さにくらべたら。とあった。ちょぴり怖くなってすぅーと背筋が伸びた。2014/06/08
りえこ
24
やはりとても素敵な本でした。韓国の詩、読んだことなかったです。訳もされていたんですね。2017/11/23
shoko
18
詩・散文・韓国からの訳詩、の三部構成。どれも美味。茨木のり子さんの追いかけるテーマは『言の葉2』から引き続き一貫している。言葉、反戦、韓国、どう生きるか。/「九月のうた」(中略)思えば幼い頃の宿題は易しかった 人生の宿題の 重たさにくらべたら/ ほんと、人生がこんなに難しいって学校では教わらなかったー!と、共感しながら駄々をこねてみた。2022/04/02
おはぎ
7
★★★ 著者、後期の作品集。失われていく言葉の品格や、反戦の詩が特徴的。中には中田英寿氏に纏わる詩もあって興味深い。韓国の訳詩も掲載。2013/11/05
Book Lover Mr.Garakuta
6
芯の強い人だなと思った。こういう人の生活をユウコウシラク(☜幻聴)と言うんだろうか?、日本にも、自慢できる偉大な女性がいるので快く思える、激動の時代を生きた女性の証の様な存在だと思った。2019/03/01