ちくま文庫<br> 言葉を育てる―米原万里対談集

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言葉を育てる―米原万里対談集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 365p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480424709
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

通訳から作家へと転身を遂げつつも、類い希なる言葉の遣い手として人々を魅了し続けた米原万里さんの最初で最後の対談集。毒舌家でありながら、人間に限りない興味を抱きつづけた人柄が、多彩な対話からあふれ出す。対談相手は小森陽一、林真理子、児玉清、西木正明、神津十月、養老孟司、多田富雄、辻元清美、星野博美、田丸公美子、糸井重里の各氏。併せて「素顔の万里さん」(黒岩幸子)を収録。

目次

1(歴史のなかで言葉を育てる―vs.小森陽一;通訳ともの書きの大いなる違い―vs.林真理子;本の数だけ違った人生がある―vs.児玉清;人間のやってることはやっぱり面白い―vs.西木正明;在プラハ・ソビエト学校が私の原点です―vs.神津十月)
2(論理の耳に羅列の目―vs.養老孟司;脳はウソをつくようにできている―vs.多田富雄;成熟社会のための処方箋―vs.辻元清美;人脈だけ旅行鞄に入れて―vs.星野博美)
3(通訳、それは痛快な仕事―vs.田丸公美子;許せる通訳?許せないワタシ?;許せる通訳?許せないワタシ?(ウェブ版)
イタリアの男と日本の男、ここが違う!?)
4(言葉の戦争と平和―vs.糸井重里)

著者等紹介

米原万里[ヨネハラマリ]
ロシア語会議通訳、作家(1950‐2006)。59~64年、在プラハ・ソビエト学校に学ぶ。著書に『不実な美女か貞淑な醜女か』(読売文学賞)『魔女の1ダース』(講談社エッセイ賞)『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(大宅壮一ノンフィクション賞)『オリガ・モリソヴナの反語法』(Bunkamuraドゥマゴ文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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おさむ

47
ふと立ち寄った八重洲ブックセンターにサイン本があり、思わず購入してしまいました。珍しい対談本。プラハ時代の友人だった小森陽一さん、通訳仲間のシモネッタこと田丸公美子さん、ほぼ日編集長の糸井重里さんとの対話がおもしろい。行間から溢れるパワフルさとエネルギーにはいつも圧倒されます。没後10年が過ぎたいまもこれだけの存在感を持つ人はいません。生きていたら、トランプ大統領をどう評価したのかなあと想像してしまいます。「万理さんはイデオロギー性を欠落させた共産主義者だったと思う」解説の黒沢さんのこの言葉は名言ですね。2017/07/18

井月 奎(いづき けい)

35
イタリア語翻訳者、エッセイストの田丸公美子と米原の対談を読むとこう思います「男は女にかなわんなあ」と。ま、この二人はまた格別なのですけれども。並みいる識者との対談でのアカデミックなベクトルを持つ内容、外国語を理解しない私にとって同時通訳と逐次通訳の違いや文化や、国民性が言語や言い回しに大きな影響を与えることをも教えてくれつつ爆笑小咄、艶っぽい話、政治家の矮小さ、お互いのハチャメチャさなどが同列に無理なく同居しているのです。そして読了後は言葉を大切に扱うことによる自らへの影響へ思いを抱くことになるのです。2017/06/18

i-miya

33
2012.06.26(初読・初作家)米原万里著。2012.06.21 (カバー) 通訳→作家転進。 突撃、類まれなる言葉の使い手。 小森陽一、林真理子、児玉清、西木正明、養老猛司、多田富雄、辻元清美、糸井重里。   (解説=黒岩幸子) 9月、鎌倉の米原の自宅。 お墓見学、自転車漕いで。 お墓があるほうがいい。 妹ユリさんが○。   Ⅰ. TVレギュラー。 犬の散歩のお手伝い、ヘルパー、大型ピレネー犬2頭に+雑種のモモ。 毎日シャワーなんか必要ない。 原稿多いとき、入浴は月に2回ですます。 2012/06/26

i-miya

32
2012.07.22(つづき)米原万里著。2012.07.19 Ⅱ.論理の耳に、羅列の目-VS養老孟司。 (養老孟司) 1937、神奈川県生まれ。 1962、東大医学部卒業。 解剖学教室に入る。   ◎同時通訳の舞台裏。 サハロフと大江健三郎。 火に油を注ぐ通訳。 日本人は、交渉事でも、対立をぼかそうとする。 ロシアをはじめ、ヨーロッパ、中国、韓国は、問題点を解明しようとする。 モスクワ大学経済学部長「日本の学者は、学者ではない、該博だが、知識の羅列である。2012/07/22

i-miya

30
2012.07.30(つづき)米原万里著。2012.07.28 (VS星野(写真家)、つづき) フランス極右政党ルペン、20%の得票、ルペンは、日本の民族政策・移民政策を見本としている。 ヨーロッパ諸国の移民・難民受け入れの政策は、かつて植民地宗主国であったことの一種の責任の取り方の表れであろう。 瀋陽領事館に駆け込んだ難民の扱いは失敗だった、受け入れるべきであった。 朝鮮半島の悲劇の責任は日本にある。 2012/07/30

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