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ちくま文庫
古本生活読本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480420435
  • NDC分類 024.8
  • Cコード C0100

内容説明

古本が好き、古本の街・神田も好き―。おなじみ岡崎武志の今度の古本めぐりは?いまやブームのネット古書店起業家ルポ、南会津・只見の古本村構想レポート。神田古本まつりへの大胆改革提案、さらにはセーヌ河岸の古本屋めぐりなど、ワールドワイドな大活躍!もちろん、いつもの掘り出し物自慢、著者検印アレコレなど、お楽しみの話題満載。

目次

第1部 古本共和国
第2部 古本大学
第3部 古本ときどき新刊
第4部 古本めぐりはやめられない

著者等紹介

岡崎武志[オカザキタケシ]
1957年大阪生まれ。フリーライター。書評を中心に各紙誌に執筆。書物雑誌「sumus(スムース)」の同人でもある。専門分野は日本の私小説、ユーモア文学、上方笑芸など。文庫王、均一小僧、神保町ライターのニックネームをもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

146
本当に著者は古本が大好きだということがよくわかります。私も好きでしたが、さすがにもう古い本を増やすのはやめようという感じです。いわゆる黒本といわれている本などを、週末に神保町に行っては漁っていましたが今はやめました。著者のこの本を読むとまた虫がうずいてきます。本等に古本屋が好きなのですね。海外に行ったり様々なうんちくを述べたりして読んでいて楽しくなります。2016/01/19

hiro

73
岡崎さんはTV『すずらん本屋堂』で見かけたり、枚方市出身ということでも知っていたが、角田光代さんの新刊『ポケットに物語を入れて』に、角田さんが書いた10年前に発行されたこの文庫本の解説が載っていたので、この本に興味を持ちネット古書店で購入した。岡崎さんのビョーキ(古本病)を‘満喫’させてもらい、奥付が日本特有だとか、検印など本の知識等も楽しく勉強させてもらった。しかし、ここに出てくる本のほとんどがディープすぎて、ネット古書店に注文しようとは思わなかった(笑)。角田さんとの共著『古本道場』は是非読みたい。 2014/12/18

ふろんた

16
2005年の本で昔からあった古書店が新古書店に駆逐されながらも、ネット書店が出始め、おしゃれな古書店が出始める前の古書と古書店のエッセイ。古本買いは新刊買いより貧乏になるというのがよくわかります。気さくさや親しみやすさを気取った文体なんだけど、文章があまり上手でないせいか、どこか昭和のおじさん臭さを感じます。2015/12/04

おらひらお

4
2005年初版。古本をネタに書かれた本です。目の付けどころが良い著者の古本に関する本ですが、最近刊行された本の種本的位置づけになっていることがわかりました。というか、最近のほうに少しかぶりが多いかな。2012/05/13

やまゆ

2
古本から古本へ。知識の泉へ飛び込んで泳ぎ回っているような岡崎氏。楽しくてたまらないんだろうなというのが伝わってきます。検印についてなんだかいろいろ調べたくなってきました。作者が1冊づつ押していた(ご家族も!)というのが、あたたかみあふれますね。2013/01/19

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