内容説明
部屋に。家具に。ともに暮らす「もの」に、あなたはどれだけ自覚的だろうか。そして選び抜いたそれらに愛情を持って接しているだろうか。やっかいで面倒な日々のことを、よろこびに置き換える方法。選んだものを愛する意識。それだけで、毎日は豊かになる。インテリアプランナーである著者が一人の生活者の視点から気持ちよく暮らす方法を提案するエッセイ集。
目次
プロローグ あなたのプランを描く前に
１章 気持ちよく暮らす１００の方法
２章 ものとつきあう法
３章 住まいを豊かにする法
４章 光を考えるときに
５章 シンプルな生活を楽しむ春夏秋冬
６章 部屋のうちそとも楽しむ
エピローグ 毎日の暮らしの中で
著者等紹介
津田晴美［ツダハルミ］
１９５０年熊本生まれ。デザインコンサルティングファーム「ペンプラスインク」主宰。インテリアを中心に、プロダクト、グラフィックを含めたトータルデザイン活動をする。新宿パークタワーＯＺＯＮＥにて創立当時より続くリビングデザインセミナー常任講師。’００年「津田晴美コレクション」Ｅメールショップを開始
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tatsuya
25
そこに住む人の「思想」を感じることができなければ人の住んでいないショールームと同じようなもの。2016/05/10
うめ
8
ゴミを集める人が怪我をしないように、とがったものを捨てる前に一手間掛ける。やっている人はやっている当たり前な事かもしれないけれど、要らないものを捨てる、そんな行為だからこそ、然り気無く気を遣う。なんて知的で美しくて、エレガントなんだろうって感銘を受けました。その心掛け、早速真似しよ。2013/08/29
ユウティ
5
どことなく女性版、インテリア版の椎名誠みたいな感じがして好きなタイプのエッセイだった。色の話が具体的で勉強になった。カーペットがピンクだとしたら…それはほんの少しの赤+白orグレー。暖かいピンクなら黄色、冷たいなら青みがプラス。ピンクが嫌ならグレー方向に部屋の色を転換できる。カーペットにグレーや白黒のラグを部分的に敷いてみよう。グレーは白+黒の無彩色に分けられ、黄色とも青とも仲良くできる。しりとりや連想ゲームのように部屋の色を考えていく。訓練が要りそうだが、この考え方すごく好みで面白そう。2021/05/16
yori
2
★★★☆☆ 気持ちの良いリネンとか欲しい。2011/04/18
kobayo
1
短い文章でスッキリ語られていて伝わってくる。シンプルでエレガンスは理想。たたずまいが大事。反省も率直に書いてあってそうありたいと思う。2021/05/04
