ちくま哲学の森 〈7〉 驚くこころ

  • ポイントキャンペーン

ちくま哲学の森 〈7〉 驚くこころ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 417p/高さ 20X15cm
  • 商品コード 9784480300072
  • NDC分類 108
  • Cコード C0310

内容説明

読書のたのしみのひとつは、そこでものを考えることにある。つまりは哲学。しかし、哲学者の本は長すぎる。その人が思想を体系化したい気持ちはわかるが、哲学者がこんなにたくさんいたのでは、それに全部つきあっているわけにいかぬ。教養のために哲学者の名前をおぼえたりするより、そこでなにかを考えるようにさえすれば、それがぼくにとっての哲学の本。

目次

報告(宮沢賢治)
シャボン玉(J・コクトー 堀口大学・訳)
「わが生いたち」より(佐藤春夫)
まんじゅうの皮とあん(国分一太郎)
伊香保へ行って温泉に入ろう(山下清)
父と息子との対話(林達夫)
考えるだけでラジオを直す少年(ファインマン 大貫昌子・訳)
日常身辺の物理的諸問題(寺田寅彦)
立春の卵(中谷宇吉郎)
クシャミと太陽(緒方富男)
科学的な暗殺者(ファーブル 奥本大三郎・訳)
足跡(吉田健一)
〈世界の果て〉へ(T・クローバー 中野好夫・中村妙子・訳)
改暦弁(福沢諭吉)
1877年の日本(モース 石川欣一・訳)
神々の国の首都(小泉八雲 平井呈一・訳)
歯固め(戸井田道三)
地面の底がぬけたんです(藤本とし)
水源に向かって歩く(遠山啓)
倉田百三氏の体験を中心に(森田正馬)
精神分析について(フロイト 懸田克躬・訳)
火と尊崇 プロメテウス・コンプレックス(バシュラール 前田耕作・訳)
方法序説(デカルト 落合太郎・訳)
数学上の発見(ポアンカレ 吉田洋一・訳)
ラムネ氏のこと(坂口安吾)
知魚楽(湯川秀樹)
不思議について―解説にかえて(森毅)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤボテン

2
『足跡』が良い。あと福沢諭吉の口の悪さも。2012/06/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/404590
  • ご注意事項