感想・レビュー
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きりぱい
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コルネイユの『ル・シッド』を読みたくてこの巻を。父親たちのいさかいのため、名誉か恋かの不幸に突き落とされる恋人たち。ドン・ロドリゴが実在の騎士で、賠償行為として殺した相手の娘を手に入れたという元話には、へえ、だけれど、こちらは愛し合う二人なので趣は異なる。強情もたいがいにしてよー、と言いたくなる愛憎のセリフが、わかりやすいのにわからないという時代の定めの悲しさで、王女の宙に浮く扱いもあって、悲劇なのか喜劇なのか・・。不思議と晴れ晴れしさがすとんと入ってこない結びではあった。2010/07/28
ウェイクルビー
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マーロウ『フォースタス博士の悲劇』所収2022/02/19
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