ちくま学芸文庫<br> 人間とはなにか〈上〉脳が明かす「人間らしさ」の起源

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ちくま学芸文庫
人間とはなにか〈上〉脳が明かす「人間らしさ」の起源

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480098511
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0145

出版社内容情報

人間を人間たらしめているものとは何か? 脳科学界を長年牽引してきた著者が、最新の科学的成果を織り交ぜつつその核心に迫るスリリングな試み。

マイケル・S・ガザニガ[ガザニガ、マイケル・S]
著・文・その他

柴田 裕之[シバタ ヤスシ]
翻訳

内容説明

人間はほかの動物といったい何が違うのか。「人間らしさ」は、いつ、どのようにして芽生えたのか。この永遠の謎に、右脳/左脳や分離脳の研究などで知られる認知神経科学者マイケル・S・ガザニガが挑む。人類の進化の過程は、類人猿がいくつかの初期人類を経てホモ・サピエンスへと至る図によって、しばしば説明される。だが、人間が誕生したそのとき、ある決定的な位相変化が生じたはずだと著者は主張する。その変化とははたして何か。そのとき、脳には何が起こったのか―。上巻では、脳の構造から見た人間と動物との相違を概観したのち、社会性、倫理、情動といった人間の諸特性が検討される。

目次

第1部 人間らしさを探究する(人間の脳はユニークか?;デートの相手にチンパンジー?)
第2部 ともに生き抜くために(脳と社会と嘘;内なる道徳の羅針盤;他人の情動を感じる)

著者等紹介

ガザニガ,マイケル・S.[ガザニガ,マイケルS.] [Gazzaniga,Michael S.]
1939年生まれ。カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授(心理学)。同大学「SAGE心の研究センター」所長。カリフォルニア工科大学でロジャー・スペリーの指導を受け、心理生物学のPh.D.を取得。分離脳や右脳/左脳の研究で知られる認知神経科学の世界的権威

柴田裕之[シバタヤスシ]
翻訳家。早稲田大学、Earlham College(米国)卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Toshi53162606

16
進化心理学について体系的に学ぶにはもってこいの入門書。素晴らしすぎて、もっと早くに出会えなかったのが残念。 具体的な内容としては、サピエンスとその他の動物とを分けるものを明らかにすることで、「人間らしさ」を再発見していくものとなっている。 サピエンスとその他の動物との違いとしては、左右の脳半球の機能特化(左は言語、右は注意と知覚)、発話と高い精度での道具の扱いを可能にする直立二足歩行、大脳新皮質や前頭前皮質の拡大と、その中のニューロンの接続度の向上がある。2022/12/09

izw

10
脳や意識についての書籍を探しているとよく見かけるガザニガだが、なかなか手を出せずにいところ、文庫本が出版されたのを機に読んでみた。人間の脳は、他の動物とは何が異なるのか、社会との関連、倫理・道徳がなぜ発生するのか、他人の情動を感じる能力は如何に役立っているか、など本質的な議論を膨大な具体例を元に、ジョークも交えて軽妙に語っている。最初は図書館で借りて読み始めたが、途中でこれは読み終わってからも手元に置いておくべき本だと思い、購入してしまった。2018/05/09

roughfractus02

8
他の哺乳類の脳と比較して人間のユニークさを抽出する手続きを踏むと、その先にロボットや人工知能とどう違うのか?という問いも連想できる。つまり、相手を思いやり、コミュニケーション傾向と社会性を作る他者視点取得能力を脳の各部位から取り出すと、人間の脳の特徴(自然淘汰による社会性の獲得、倫理や道徳感情を特化するモジュールの存在、他者に共感するミラーニューロン)は、機械側からどう捉えられるのか?(どの程度再現性があるのか?)と問いたくなる。脳から見た「人間」の定義は、進化の過去と未来の狭間にヒトを位置づけるようだ。2020/08/27

Toru Fujitsuka

0
脳の仕組みから人間と他の生物の違いについて、哲学や倫理学まで範囲が及ぶオイラには難しい内容だったな 下巻はどうしようかな2018/06/25

Carpaccio

0
読んだよ。読んだけど内容は覚えていない。なははー2018/05/10

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