ちくま学芸文庫<br> フーコー・ガイドブック―フーコー・コレクション

個数:

ちくま学芸文庫
フーコー・ガイドブック―フーコー・コレクション

  • ウェブストアに5冊在庫がございます。(2024年04月26日 14時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 326p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480089977
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0110

内容説明

我々が生きている時代を考えるために必要な知の枠組を、根本から変革した20世紀最大の思想家フーコー。本書は、その壮大な思想のエッセンスを集約した必携ガイドブックである。『狂気の歴史』『言葉と物』『知の考古学』『監視と処罰』など主要著作のブックガイドとキーワード解説、フーコー自身が執筆した講義要旨11年分を収録。波乱にみちた生涯を詳述した年譜を付す。『フーコー・コレクション』各巻をはじめ、フーコーの著作を読みたいひとのための、ここから始める一冊。

目次

序 フーコーを読むために
1 思想と著作 ブックガイド・キーワード解説(『狂気の歴史』;『臨床医学』;『レーモン・ルーセル』;『言葉と物』 ほか)
2 講義 コレージュ・ド・フランス講義要旨(研究内容と計画;知への意志(一九七〇‐一九七一年)
刑罰の理論と制度(一九七一‐一九七二年)
懲罰社会(一九七二‐一九七三年) ほか)
3 人と時代 年譜

著者等紹介

フーコー,ミシェル[フーコー,ミシェル][Foucault,Michel]
1926年フランス・ポワティエ生まれ。高等師範学校で哲学を専攻、ヨーロッパ各国の病院・研究所で精神医学を研究する。1969年よりコレージュ・ド・フランス教授。1984年没

小林康夫[コバヤシヤスオ]
1950年生まれ。東京大学教授

石田英敬[イシダヒデタカ]
1953年生まれ。東京大学教授

松浦寿輝[マツウラヒサキ]
1954年生まれ。東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

26
フーコーの入門書は数ある中で、本書は基本的な導入部分が省かれており、その代わりに何をどう読んだら良いのかという実践的なことに応えているようにみえました。大枚叩いて箱付きの大著に向かい、玉砕する以外の方法が示唆されています。2018/09/29

なっぢ@断捨離実行中

6
ブックガイドということで、執筆陣も中立的な記述を心がけているので安心して読める反面、物足りなさもやや感じたり。「権力から主体へ」と関心領域が移動していく後期フーコーは簡素な文体も去ることながら、そもそも著作が少なく、講義録でその穴を埋めなければいけないため、本書に収録されたフーコー本人による講義録の概要は特に貴重だ。2017/02/26

ラウリスタ~

6
フーコーの作品、講義の大まかな流れとか、ちょっとした年譜とかある、単行本自体は数が少ないので、講義録とかの出版が重要だってことが分かった。『知の考古学』とかは、大衆化されそうになるのを恐れて、あえて敷居を高くしてるんだな。とっつきにくいフーコーを、どこから攻めていくかの攻略本的に使える。2012/12/10

レートー・タト

4
再読。フーコーの人物像、及びその主要著作について簡単な紹介がされている。また、フーコー自身が自分で行ったコレージュ・ド・フランス講義の要旨をまとめているものが雑観できる(最後の二講義は書いてないのか載っていない)のと、ダニエル・ドゥフェールのまとめた詳細なフーコー年表はこの本の便利なところ。ただし、フレデリック・グロが忠告してくれているように、フーコー自身がまとめている講義要旨は時折少しズレていることがあるので注意が必要。なにはともあれ未だ未刊の魅力ある講義録の早期編集・刊行が望まれる。2010/12/16

fritzng4

2
遥か昔に購入した『狂気の歴史』も10ページくらいで放り投げてからも幾度も読もうとしては挫折したフーコー。ガイドブックだからと言って決して読みやすいものではなくてちまちま読んでも数ヶ月かかった。細密な年譜が興味深いです。2018/12/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/439663
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。