ちくま学芸文庫<br> 戦争における「人殺し」の心理学

個数:

ちくま学芸文庫
戦争における「人殺し」の心理学

  • ウェブストアに19冊在庫がございます。(2024年04月26日 23時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 509p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480088598
  • NDC分類 326.34
  • Cコード C0111

内容説明

本来、人間には、同類を殺すことには強烈な抵抗感がある。それを、兵士として、人間を殺す場としての戦場に送りだすとはどういうことなのか。どのように、殺人に慣れされていくことができるのか。そのためにはいかなる心身の訓練が必要になるのか。心理学者にして歴史学者、そして軍人でもあった著者が、戦場というリアルな現場の視線から人間の暗部をえぐり、兵士の立場から答える。米国ウエスト・ポイント陸軍士官学校や同空軍軍士官学校の教科書として使用されている戦慄の研究書。

目次

第1部 殺人と抵抗感の存在―セックスを学ぶ童貞の世界
第2部 殺人と戦闘の心的外傷―精神的戦闘犠牲者に見る殺人の影響
第3部 殺人と物理的距離―遠くからは友だちに見えない
第4部 殺人の解剖学―全要因の考察
第5部 殺人と残虐行為―ここに栄光はない。徳もない
第6部 殺人の反応段階―殺人をどう感じるか
第7部 ベトナムでの殺人―アメリカは兵士たちになにをしたのか
第8部 アメリカでの殺人―アメリカは子供たちになにをしているのか

著者等紹介

グロスマン,デーヴ[グロスマン,デーヴ][Grossman,Dave]
米国陸軍に23年間奉職。陸軍中佐。レンジャー部隊・落下傘部隊資格取得。ウエスト・ポイント陸軍士官学校心理学・軍事社会学教授、アーカンソー州立大学軍事学教授を歴任。98年に退役後、Killology Research Groupを主宰、研究執辞活動に入る。『戦争における「人殺し」の心理学』で、ピューリツァー賞候補にノミネート

安原和見[ヤスハラカズミ]
1960年鹿児島生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件