内容説明
古典学派やマルクス経済学に対する近代経済学の特色は、経済現象を他の社会現象と切り離して考察することによって、その科学性を保証しようとしたところにあった。近代経済学が社会科学として自らを形成する課程を、マーシャルを中心に、ジェボンズ、ワルラス、シュムペーター、そしてケインズの諸理論との比較検討によって描く。
目次
第1部 古典派への反逆とその継承
第2部 社会主義への憧憬と反発
第3部 権威への反逆と執着
古典学派やマルクス経済学に対する近代経済学の特色は、経済現象を他の社会現象と切り離して考察することによって、その科学性を保証しようとしたところにあった。近代経済学が社会科学として自らを形成する課程を、マーシャルを中心に、ジェボンズ、ワルラス、シュムペーター、そしてケインズの諸理論との比較検討によって描く。
第1部 古典派への反逆とその継承
第2部 社会主義への憧憬と反発
第3部 権威への反逆と執着