出版社内容情報
上位1%のビリオネアが富の50%を支配し、コロナ禍でさらに格差が広がっている。知られざる彼らの素顔と動向を明らかにする。行き過ぎた分断社会の行方は?
内容説明
現代では、上位1%が世界の富の半分近くを支配している。特に、ビリオネアと言われる超富裕層が急拡大する傾向にある。彼らが政治、経済、社会に及ぼす影響が強まっており、その動向抜きには社会の行く末は語れない。そこで、衣食住、教育、趣味の世界など、知られざる富裕層の素顔を明らかにする。コロナ禍の影響もあり、ますます格差が広がっていると言われるが、あまりに進めば、抗議活動、反発も大きくなり、社会不安は高まる。行き過ぎた分断社会の行方は?
目次
第1章 超富裕層時代の到来(ビリオネアの素顔;ビリオネア時代の意味)
第2章 スーパーリッチ(富裕層)の新潮流(激増するミリオネア;最も影響力があるチャイナ・リッチ;若く勢いのあるウーマン・リッチ;新しい価値観を持つミレニアル・リッチ)
第3章 作られる新貴族文化(富裕層は、どんな日常を送っているのか;衣食住の新展開 ビジネス化する「みせびらかし文化」)
第4章 危うさはらむ新格差社会(表に出始めた新支配者;傲慢さ増す富裕層、固定化する階層;可視化する格差;社会不安のリスク―拡大する抗議活動、上級市民への反発;問われる民主主義)
著者等紹介
太田康夫[オオタヤスオ]
日本経済新聞社編集委員。1959年京都生まれ。1982年東京大学卒業。同年日本経済新聞社入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akiro OUED
nnnともろー
翔平
スフレチーズケーキ