ちくま新書<br> 心理学の名著30

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ちくま新書
心理学の名著30

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480068552
  • NDC分類 140
  • Cコード C0211

出版社内容情報

臨床や実験など様々なイメージを持たれている心理学。それを「認知」「発達」「社会」の側面から整理しなおし、古典から最新研究までを解説したブックガイド。

内容説明

人間の心への興味はつきることはない。それらに答える心理学はジャンルも多岐にわたるため、何を読んで学べばよいか、迷う人も多い。そこで本書では、「生物としてのヒト」「個人的な人生を展望する存在としてのひと」「社会的な存在としての人」という三つの側面に着目して、それぞれの名著を一気に紹介する。加えて、それぞれの研究者の関わりが描かれているため、心理学の展開も理解できる。古典から最新の理論までを網羅する入門書!

目次

第1章 認知・行動領域―「ヒト」としての心理学(ジェームズ『心理学について』―近代心理学の土台となる思想;ルリヤ『偉大な記憶力の物語』―記憶力が良ければ幸せか ほか)
第2章 発達領域―「ひと」としての心理学(ビネ、シモン『知能の発達と評価』―教育のための適切な検査;フロイト『精神分析入門』―心理学と精神分析のつながり ほか)
第3章 社会領域―「人」としての心理学(フロム『自由からの逃走』―人間の本質とは何か;フランクル『夜と霧』―人生の意味を問いなおす ほか)
第4章 心理学の展開(ロフタス『目撃者の証言』―記憶はどこまで信用できるか;ヴァルシナー『新しい文化心理学の構築』―普遍と個別を架橋する概念としての文化 ほか)

著者等紹介

サトウタツヤ[サトウタツヤ]
1962年生まれ。東京都立大学人文学部卒業。同大学院博士課程退学。同大学助手、福島大学行政社会学部助教授を経て、立命館大学文学部教授/研究部長、立命館グローバルイノベーション研究機構副機構長。専門は応用社会心理学、心理学史。2016年4月より立命館大学総合心理学部でも教鞭をとる(予定)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青蓮

101
心理学に興味があるので手に取りました。ここで紹介されてるもので読んだことがあるのはフロムとフランクルだけでした。本書を読むと、ざっくりとですが、心理学がどのように発展してきたがが解ります。断片的にですが、私自身が知ってることも書かれており「これはここに位置するのか」と少し整理ができました。全体的に見て理解が難しい部分もあったけれど、とても面白く読みました。本書で紹介されてる本にも少しずつ挑戦していきたいです。「人が人を学問する」ってなかなか難しいと思うんですけど、でもそれだけに興味は尽きません。2016/04/01

Koichiro Minematsu

41
細切れ時間にて再読。人の心理ほど面白いものはない。改めてそう思えた。2023/04/16

壱萬弐仟縁

30
ベン・フィールドの脳地図(066頁)によると、体性感覚野における身体部位の比率を身体全体で表現すると口と手が大きな人間になるという。キモい図式である。フロイトのところで、神経質な人は日常生活を過ごすことができるが、ノイローゼ患者は日常生活を行うのが困難(102頁)。フロムの権威主義的パーソナリティの本質:ヒトラー。サディズムとマゾヒズムの共存が見られること(186頁)。フランクルで人生の意味を問う(188頁~)。自分が生かされているのは、私にしかできないことがあるのではないかと問うべき(191頁)。2015/12/27

りょうみや

16
心理学の初学者に心理学への興味を広げてくれる。心理学の概説・心理学史の面もある。私もこの中からいくつか読みたい本が見つかった。この本で紹介されている本の概要だけでは中途半端なので、やはり実書を読むしかない。ちなみに、この手の本紹介本は全部読んだ試しがなく、ほとんどが興味がいったところの摘み読みになる。またこの本をきっかけに「~の名著30」シリーズの存在を知ったので、他のも読んでみる予定。2018/10/17

Koichiro Minematsu

14
図書館本。1890年代から2010年代までの心理学の名著が著者の視点で紹介。個人的にピアジェとアドラーが含まれていないのは残念だが、カーネマンには興味が湧いた。変動が激しい社会で解決を求められるからこそ、読む価値がある。そう、人生を意味づけるためにも。2018/09/22

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