出版社内容情報
文系と理系の間にある深い溝。それを解消して両者が一緒に働く職場はうまくまわすため、理系の意外な特徴から活用法まで解説する。
内容説明
文系と理系の間には壁がある。大学受験のためにどちらか選ぶが、社会人になると両者はお互いを相容れないものと捉えがちになる。とかく会社では、文系は理系の仕事をなかなか理解することができないため、扱いに困っている場合が多い。同時に、そういった態度に憤りを覚える理系もいる。では、その壁を取り払うためにはどうすればよいだろうか?基本的な理系の性質から、部下の活用法、技術をビジネスにするアイディアまで一挙に解説。文系の上司はもちろん、理系社員が自分の仕事を見つけなおすためにも使える一冊。
目次
第1章 文系はなぜ理系が苦手なのか?(文理の区別の起源;理系アレルギーは受験競争のせい ほか)
第2章 理系の悲しい性分(理系は怖い?;言っていることがわからない ほか)
第3章 使える!理系的センス(理系的才能の本質は想像力である;速い思考と遅い思考 ほか)
第4章 理系社員はこう使え(技術マネジメントという困難;理系人材の採用選考は見通しが効く ほか)
第5章 理系マインドからビジネスへ(戦略は矛盾の先にある;技術の栄枯盛衰の七つの型 ほか)
著者等紹介
中田亨[ナカタトオル]
1972年生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了。博士(工学)。2001年に独立行政法人産業技術総合研究所に入所。デジタルヒューマン研究センター、企画本部など、研究現場と本部部門とで経験を積み、現在、同研究所人工知能研究センター主任研究員。中央大学大学院理工学研究科客員教授を兼任し、人材育成にも当たる。専門は情報工学、安全工学、認知科学であり、安全に関する国際規格の策定にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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