ちくま新書<br> 男子の貞操―僕らの性は、僕らが語る

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ちくま新書
男子の貞操―僕らの性は、僕らが語る

  • 坂爪 真吾【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 筑摩書房(2014/04発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 249p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480067647
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0236

出版社内容情報

男はそんなにエロいのか? 初体験・オナニー・風俗・童貞など、様々な体験を交えながら、男の性の悩みを一刀両断する。学校では教えてくれない保健体育の教科書。

内容説明

「男の性」は、エロやモテるモテないといった言葉で消費され、真剣に語られることはなかった。そのせいか、性欲は尽きない、セックスしたくてたまらないとか思われているが、本当に男は皆そんなにエロいのだろうか。そういった疑問に答えるべく、「射精」「自慰」「童貞」「初体験」「恋愛」「性風俗」「結婚」といった誰もが気になるテーマを根本的な部分から考えなおす。性問題でこじらせてしまう前に読みたい一冊。女性もこれで男の本音がわかる!

目次

序章 僕らを射精に導くのは「誰の手」なのか?
第1章 性を「見分ける力」を身につけよう
第2章 「男子のセックス」七つの処方箋(射精―僕らの「射精原論」―まず、射精をとらえなおす;自慰―射精のために、何を使うべきか。;童貞―セックスできないのではなく、する意欲がない?;恋愛―恋人は、社会への貢献度に応じて支払われる「ボーナス」である;初体験―初体験の社会学 最も個人的な体験が、最も社会的な体験である;性風俗―「利用するもの」ではなく「反面教師にして学ぶもの」;結婚―時間を「敵」ではなく「味方」にせよ)
第3章 僕らの性は、僕らの手でつくる

著者等紹介

坂爪真吾[サカツメシンゴ]
1981年新潟市生まれ。東京大学文学部卒。一般社団法人ホワイトハンズ代表理事。新しい「性の公共」をつくる、という理念の下、重度身体障害者に対する射精介助サービス、バリアフリーのヌードデッサン会の開催、性風俗産業の社会化を目指す「セックスワーク・サミット」の主宰など、新しい切り口で、社会の性問題の解決に挑戦している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

120
記号による射精の貧しさと、ケアとしての射精の豊かさの対比はよくわかる。ネットワークや異性とのコミュニケーションの大事さも理解できた。射精介助サービス等の活動を行う著者の生き方は、本書の現実的・実践的な記述にも現れており好感が持てる。ただ、描くことより裸を見せることに主眼を置くデッサン会や、SEXの前に裸を見せ合うことへの過剰な拘りはわからなかった。むしろ私は、夜這いの、「あんたの所に柿の木はあるか~私が登ってちぎって(契って)もよろしいか」という問答の大らかさが好ましく、闇の中で抱き合う優しさを夢想した。2020/03/14

GAKU

43
題名に惹かれて読んでみたが、著者の認識には今一つ共感出来なかった。残念な1冊でした。2018/11/25

小鈴

37
これはオススメです。高校の保健の授業で配布して欲しい。童貞や射精、セックス、恋愛をネタ化することなく、また説教じみることもなく、男子の性を深く掘り下げ、具体的なビジョンを示しています。マンガやアニメ、ゲームやAVを通じて自慰行為することが習慣化し、女性をモノ扱いする記号が蔓延した社会であり、性にまつわる言葉も貧しく、男性自身も性から疎外されているのが分かる。そんな社会状況から、どのように豊かな性を取り戻すことができるか。この男性の病を治さなければ女性の幸せもないかも。二村ヒトシや宮台よりオススメ。2014/04/10

おさむ

33
中高生向けの性教育本です。「エロ」と「愛」の2つの言葉を使わずに性の問題を真正面からまじめに語ります。著者は東大卒で、障害者の性問題を考える社団法人の代表。先日、NHKのファミリーヒストリーで桂歌麿師匠が遊郭で生まれ育った生い立ちが紹介されていて、かつての遊郭のしきたりや実態がよくわかりました。遊郭=公娼というシステムや文化がなくなった現代の日本社会では、性問題が非日常に押し込まれその為にデマも蔓延している。中身は至極真っ当ですが、意外とありそうでなかった本ですね。2017/12/23

たまきら

32
探すな、買うな、作り出せ!という言葉にすべてが込められている。「男子の品格」とでもいうべきだろうか。視覚的な情報に左右されがちという男性の欲望に特化する「記号」という考え方は勉強になった。男性の性欲は、時に大きな問題も引き起こす。まじめに、そして多少ユーモアを持って。語り合える場をつくっている人たちバンザイ!2019/02/26

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