ちくま新書<br> 日中対立―習近平の中国をよむ

電子版価格
¥825
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

ちくま新書
日中対立―習近平の中国をよむ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 270p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480067210
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0231

出版社内容情報

大国主義へと突き進む共産党指導部は何を考えるのか? 内部資料などをもとに、権力構造を細密に分析し、大きな変節点を迎える日中関係を大胆に読み解く。

内容説明

転機は二〇一〇年だった。この年、中国は「東アジア共同体」構想を放棄し、「中華文明の復興」を掲げて大国主義へと突き進みはじめる。領土問題で周辺国との衝突をためらわず、とりわけ尖閣諸島をめぐって日本との対立が先鋭化した。変化の背景には、共産党内部での権力闘争があった。熾烈な競争を勝ち抜き、権力を掌握したのは習近平。G2時代が現実味を増すなかで、新体制の共産党指導部は何を考えるのか?権力構造を細密に分析し、大きな変節点を迎える日中関係を大胆に読み解く。内部資料などをもとに、中国の動向を正確に見究める分析レポート。

目次

序章 日中関係の大転換
第1章 習近平の中国はどこへ向かうか
第2章 現代の日中関係
第3章 中国外交の大転換
第4章 尖閣の争点
第5章 「大国」の自画像
終章 歴史のなかの日中関係
補論 シナリオ分析―20XX年、人民解放軍尖閣上陸

著者等紹介

天児慧[アマコサトシ]
1947年生まれ。専攻は中国政治、アジア現代史。早稲田大学卒業、一橋大学大学院博士課程修了。社会学博士。外務省専門調査員としての在北京日本大使館勤務などを経て、早稲田大学アジア研究機構現代中国研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件