ちくま新書<br> これから世界はどうなるか―米国衰退と日本

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ちくま新書
これから世界はどうなるか―米国衰退と日本

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  • サイズ 新書判/ページ数 249p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480067029
  • NDC分類 319
  • Cコード C0231

出版社内容情報

経済・軍事・文化発信で他国を圧倒した米国の凋落が著しい。この歴史的な大転換のなか、世界は新秩序を模索し始めた。日本の平和と繁栄のために進むべき道とは。

内容説明

戦後の世界には、常に米国が最強という「柱」があった。軍事的に経済的に、文化的にも他国を圧倒した米国が戦後世界を取り仕切った。旧ソ連との冷戦に勝利し、日本の経済的挑戦をも退けたことで、盤石と思われたその地位が、しかし今、揺らいでいる。米国の影響力が減退する中、世界は新たな秩序を模索し始めた。いっぽう日本は、ますます米国依存を深めているようにも見える…。外交と国防の大家が激動の国際政治をリアルな目で俯瞰。新時代の針路を読み解く。

目次

序章 世界は今、歴史的な変動期にあります
第1章 情報革命は国際政治に影響するでしょうか
第2章 「アメリカの時代」は終わるのでしょうか
第3章 「アメリカ時代の終わり」で世界秩序はどうなるのでしょうか
第4章 平和的手段の構築は可能でしょうか
第5章 日米四つの脅威をどう考えればいいでしょうか
終章 これまで述べてきたことを総括したいと思います

著者等紹介

孫崎享[マゴサキウケル]
1943年旧満洲国鞍山生まれ。66年東京大学法学部中退、外務省入省。英・米・ソ連・イラク・カナダ駐在、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。防衛大学校教授(公共政策学科長、人文社会学群長)を経て、09年に定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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