ちくま新書<br> 入門 朱子学と陽明学

個数:
電子版価格
¥770
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

ちくま新書
入門 朱子学と陽明学

  • 小倉 紀蔵【著】
  • 価格 ¥957(本体¥870)
  • 筑摩書房(2012/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 16pt
  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年05月05日 01時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480066954
  • NDC分類 125.4
  • Cコード C0210

出版社内容情報

儒教を哲学化した朱子学と、それを継承しつつ克服しようとした陽明学。東アジアの思想空間を今も規定するその世界観の真実に迫る、全く新しいタイプの入門概説書。

内容説明

『論語』のおもしろさがわからないという人は、その解釈の魅力を知らないからである。孔子・孟子の古典から知的営為を積み重ねてきた儒学。その中から宋代に新しい学問として現れ、儒教的な「宇宙認識」を哲学化した朱子学。そしてそれを継承しつつ克服しようとした陽明学。これらの世界観はいかなるものだったのか。東アジアの思想空間を今も規定するその自己・社会・宇宙のとらえ方を、心・性・理・気・鬼神などのタームを通して平易に解説。その魅惑に満ちた世界へと読者を誘う。

目次

第1章 儒教の「宇宙快感」と「宇宙認識」
第2章 まず儒教を理解する
第3章 朱子学の玄関口
第4章 朱子学の核心―「理」とは何か
第5章 陽明学の核心―「ひとつになること」
第6章 「空虚」をめぐる思索
第7章 鬼神と社会
第8章 気と生命

著者等紹介

小倉紀蔵[オグラキゾウ]
1959年東京生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得。専門は東アジア哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホシ

22
入門とはいえハードル高し。多分、1/3も理解できていません。言わんとする所は何となく分かるけど、それを"霊的"だの"生命"だのの"エネルギー"なんて単語で説明されるとね…。空を掴むようで…。とは言え儒教の整理が出来たことも確か。仏教が生老病死の恐怖から出発したのに対し、儒教は人間及び社会の分裂に対する恐怖から出発した、という指摘は分かりやすかった。私見ですが、絵画や彫刻、音楽といった宗教芸術に乏しい点が日本では儒教が定着しなかった要因だと思います。儒教には"論語"ぐらいしか取っ掛かりがないからね。2020/03/04

長岡紅蓮

10
朱子学と陽明学についてとりあげた本。以前、吉田松陰を調べた際に「陽明学」というキーワードがでてきて、陽明学を勉強したいと思ったので読みました。吉田松陰のキーワードでもある「知行合一」は改めて読んでも印象に残る。"知っていながら行わないというのは、要するに知らないということだ。(ページ170)"2019/03/09

或るエクレア

10
いきなり宇宙快感とか道徳エネルギーなどの用語が出てきて面食らった。孔子の頃は身の回りの人間関係やちょっとした社会を語っていた儒家だったが、朱熹の時代になると宇宙を動かしている理念にまで深遠な世界が広がってしまい全く別物になってしまった感がある。2017/02/22

おおにし

10
同じ著者の「韓国は一個の哲学である」を読んで「気と理の思想」に興味をもったので、儒教をさらに学ぼうと本書を読んでみましたが、正直私には歯が立ちませんでした。著者はこの本を「入門書の入門書」と言っているので、これより簡単な本はないのかもしれません。難解ではありますが儒教の宇宙観にはとても惹かれるものがあるので、体力を蓄えてそのうち再挑戦してみようと思います。2013/01/13

ゆうきなかもと

8
再読 《中国哲学の漢文というのは、頭脳だけで読むのではない。身体で反応するのである。》 朱子学と陽明学を、その世界観ごと体得するための入門書である。具体的に読むべき書籍も紹介されていて、うれしいなーo(^-^)2016/03/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5675292
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。