出版社内容情報
本当に運動不足や老化現象でしょうか。家族から大袈裟といわれたり、未知の病気じゃないかと心配していませんか。さあ一緒に「こじれた痛み」を癒しましょう!
内容説明
その苦痛を、家族から「大袈裟だ」といわれたことはありませんか。整形外科医などの所見以上に苦しくて、いくら周囲に説明してもなかなか分かってもらえない独特の痛み方ではないですか。何度検査しても「異常なし」と診断されたり、毎回異なる病名を告げられたりしていませんか。日本人の七人に一人に疼痛があり、その八割の人は治療効果が上がっていないと推定されます。痛みは我慢するほど膨れ上がります。でも、大丈夫。一緒に「こじれた痛み」を癒しましょう。
目次
第1章 「心因性による慢性疼痛」とは何か(痛みは個人的感覚;痛みの感覚は無限大 ほか)
第2章 「得体の知れない痛み」という疾患(人気作家を襲った激痛;こんな激痛が心因から起きるはずがない ほか)
第3章 なぜ心療内科医が痛みを診るのか(断腸の思い;がっかり盲腸 ほか)
第4章 治療という戦い(厚さ五センチのカルテ;痛みのキャッチ法 ほか)
第5章 「分かってもらえない痛み」への理解(悩みを相談する人の心理;「分かってもらえない」いらだちが痛みを増幅させる ほか)
著者等紹介
平木英人[ヒラキヒデト]
1935年福岡県生まれ。久留米大学医学部卒業、同大学循環器内科入局後、日本心身医学の発祥地ともいえる九州大学医学部心療内科へ特別研究生として入局。善仁会南熱海温泉病院副院長、診療部長を経て、99年内科および心療内科の平木クリニックを開設。心因性疼痛ではもっとも早くから臨床に携わり、豊富な経験をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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