ちくま新書<br> 日本の国境問題―尖閣・竹島・北方領土

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ちくま新書
日本の国境問題―尖閣・竹島・北方領土

  • 孫崎 享【著】
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  • 筑摩書房(2011/05発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480066091
  • NDC分類 312.9
  • Cコード C0231

出版社内容情報

どうしたら、尖閣諸島を守れるか。竹島や北方領土は取り戻せるのか。平和国家・日本の国益に適った安全保障とは何か。国防のための国家戦略が、いまこそ必要だ。

内容説明

海に囲まれた島国・日本にあっても、周辺には解決が困難な国境問題を抱えている。尖閣・竹島・北方領土。領土は魔物である。それが目を覚ますと、ナショナリズムが燃え上がる。経済的不利益に、自国の歴史を冒涜されたという思いも重なり、一触即発の事態に発展しやすい。突き詰めれば、戦争はほぼすべて領土問題に端を発する―。中ソ国境紛争やイラン・イラク戦争の現場に外交官として赴任、情報収集にあたり、その後、防衛大学校教授として日本の安全保障を研究・分析した外交と国防の大家が論点を腑分け。平和国家・日本の国益に適った戦略を明かす。

目次

第1章 血で血を洗う領土問題―私がみた現代世界の国境紛争
第2章 尖閣諸島をめぐる日中の駆け引き―戦後の尖閣諸島史
第3章 北方領土と米ロの思惑―大国の意図に踊る日本
第4章 日米同盟は役に立つのか―米国にとっての日本領土
第5章 領土問題の平和的解決―武力を使わせない知恵
第6章 感情論を超えた国家戦略とは―よりよい選択のために

著者等紹介

孫崎享[マゴサキウケル]
1943年旧満州国鞍山生まれ。66年東京大学法学部中退、外務省入省。英・米・ソ連・イラク・カナダ駐在、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。防衛大学校教授(公共政策学科長、人文社会学群長)を経て、09年に定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mitei

71
領土問題を過去から、相手国から、今後の展開からといろんな視点でものを見ていることがうかがえた。東郷先生の方の日本の領土問題と合わせて読むと理解が早いかも。2012/10/16

とくけんちょ

57
北方領土、竹島、尖閣諸島の国境問題について知識を深めることができた。国境問題は、ナショナリズムと結びつきやすい。これは日本でも海外でも同じことのようだ。この問題は、いろんな方向から見る必要があり、一概には言えない。日米安保条約の解釈も参考になった。自国の領土を守れっと叫びたい気持ちをぐっとこらえて、他の人の本も読んでみよう。2021/11/15

Miyoshi Hirotaka

41
国民、領土、政府は国家の三要素。これらを駆使して、国力を最大化するのが近代国家。領土の拡大が国力の増大に相関した時代は過ぎたが、領土の意味は小さくない。韓国が反日イデオロギーで国内をまとめるには竹島が必要。中国が海に版図を広げるためには、尖閣を領土問題化することが必要。わが国とロシアの接近を制御するためには、帰属を曖昧し、将来の火種を仕組むことが必要だった。遠交近攻、内患外憂の権謀術策が渦巻く魑魅魍魎の世界。一方、ドイツのように版図が縮小しても影響力を増大させた国もある。領土問題には複眼的な視点が必要。2017/01/17

kawa

40
領土問題、付箋が10カ所以上、始めて知ること多数で非常に勉強になった。尖閣・竹島・北方領土、解決が困難で紛争に発展する可能性もある領土問題のイロハを考える上で有益な良書。歴史検証すると、「領土確保が国家目的の最重要課題」が自明ではなく、「国民が平和で繁栄する環境を整えること」と相反する時があるとしつつ、日本の領土問題の歴史と現状、海外の領土問題を詳説する。(2011年刊) 2020/01/02

壱萬弐仟縁

33
県境の次は、国境である。しかも、本書をもって6500冊突破! 感謝感激雨あられ。裏表紙によると、著者は元防衛大学校教授。表紙見返しによると、戦争は領土問題が発端。ポイントは明朝太字でそこが要点かと思われる。北方領土では日本漁船が拿捕され、銃撃を受けたという。米軍は関与していない(013頁)。経験知から指摘されるのは、両国の納得する状況を作ること。できない場合紛争にならない仕組み、合意形成を、と(045頁)。  2014/08/14

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