ちくま新書<br> ヒトの進化七〇〇万年史

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ちくま新書
ヒトの進化七〇〇万年史

  • 河合 信和【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 筑摩書房(2010/12発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 280,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480065841
  • NDC分類 469.2
  • Cコード C0245

出版社内容情報

画期的な化石の発見が相次ぎ、人類史はいま大幅な書き換えを迫られている。つい一万数千年前まで生きていた謎の小型人類など、最新の発掘成果と学説を解説する。

内容説明

二一世紀に入って、先史人類学をめぐる状況は大きく変わった。新たな発見が相次ぎ、人類の起源が従来の説より大きく遡る七〇〇万年前となるとともに、その進化の道筋にも大きな見方の変更が迫られている。人類は単線的な進化をたどってきたのではなく、複数の人類種が複線的に生まれては消え、現生人類はそのうち生き残った一つでしかないとわかってきたのだ。最新の学説や調査状況を紹介しつつ、現在も書き換えられつつある人類史の基本的な内容をわかりやすく説き明かす。

目次

第1章 ラミダスと最古の三種―七〇〇万~四四〇万年前
アファール猿人―三九〇万~二九〇万年前
第3章 東アフリカの展開―四二〇万~一五〇万年前
第4章 南アフリカでの進化―三六〇万?~一〇〇万年前
第5章 ホモ属の登場と出アフリカ―二六〇万~二〇万年前
第6章 現生人類の出現とネアンデルタールの絶滅―四〇万~二・八万年前
第7章 最近まで生き残っていた二種の人類―一〇〇万?~一・七万年前

著者等紹介

河合信和[カワイノブカズ]
1947年生まれ。北海道大学卒業後、朝日新聞社入社。現在、科学ジャーナリスト。古人類学と先史考古学に関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

51
近年新たな発見が続き人類の歴史は大きく塗り替えられた。サルから猿人→原人→旧人→ヒトへと直線的に進化したのではなく、ヒトとネアンデルタール人(旧人)は交流(交配も!現代人に旧人のDNAも含まれる)していたとか、現生人類になったかもしれないヒトとは違う種が4種も5種も併存していたとか、縄文時代の初期に体も脳も小さい(身長1m)が賢い種がいた(ホモ・フロシエンシス)とか。ヒト以外は全て絶滅したが、彼らも生き残っていたらどうなるか、ヒトに代わって彼らが主流になっていたらどうなるか、もうSF的想像力を掻き立てる。2015/11/12

鐵太郎

9
本文より: ある日、旧大陸のどこかで突然、想像だにしなかったホミニンの化石が、パズルの重要なピースとして発見される。すると人類進化の図式はがらりと書き換えられる。2003年に見つかったホモ・フロレシエンシスはその一例である。この発見とその後の研究で、ホモ属の進化の説明に大きな書き換えが必要となったのだ。  ・・・うーん、素敵。2011/04/24

Hiroshi

5
現生人類の学名は、ヒト族(ホミニン)ヒト属(ホモ)知恵のある種(サピエンス)だ。ヒト属は1種のみ現存し、約76億の個体が存在するほど繁栄している。ホミニンとは何なのか。如何にしてこれ程の知性を備え、繁栄を誇るに到ったのかを見ていく本。化石等の発掘の様子やその化石の評価を見ていきながら、ホミニンにホモ・サピエンスが誕生したのかを追っていく。21世紀になって人類史に関して新たな発見が多くあり、「猿人→原人→旧人→新人」の考えが誤りだとわかり、人類の始まりも500万年前ではなく700万年前まで溯ることになった。2019/01/30

Narumi

3
ヒトの進化を概説したものの中ではおそらく最も新しいものの一つで、この前読んだネアンデルタール人のDNA解析やデニソワ人の話も書かれています。ただ以前から有名なネアンデルタール人その他の原人の発見話については、他にいろいろ書かれているので詳しくは述べられていません。新書なのでページ数に制限もあるでしょうし。古人類学者の名前にも聞いたことのあるものが増えてきて、わかりやすくなってきました。2019/05/08

とりぞう

3
かつてもてはやされた「猿人→原人→旧人→新人」という単純な梯子上の進化図式は、今では全く成立しないものと考えられている、なんて話など。2018/05/10

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