ちくま新書<br> 経営戦略を問いなおす

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ちくま新書
経営戦略を問いなおす

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480063229
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0234

内容説明

世の大半の企業は、戦略と戦術を混同している。成長第一で事業を拡大したのに何の利益も出なかった、という企業が少なくない。見せかけの「戦略」が、企業の存続を危うくする。目指すべきは、長期で見た利益を最大化することである。それを実現する戦略はマニュアル化になじまず、突き詰めれば人に宿る。現実のデータと事例を数多く紹介し、腹の底から分かる実践的戦略論を説く本書は、ビジネスパーソン必読の書である。

目次

第1章 誤信(いつでも誰でも戦略?;何が何でも成長戦略?;戦略はサイエンス系?)
第2章 核心(立地;構え;均整)
第3章 所在(戦略は部課長が考えろ?;我が社には戦略がない?;戦略は観と経験と度胸!)
第4章 人材(企業は人選により戦略を選ぶ;傑物は気質と手口で人を選ぶ;人事は実績と知識で人を選ぶ)
第5章 修練(文系学生に送るメッセージ;中堅社員に送るメッセージ;幹部社員に送るメッセージ)

著者等紹介

三品和広[ミシナカズヒロ]
1959年愛知県生まれ。82年一橋大学商学部卒業。84年同大学大学院商学研究科修士課程修了。89年ハーバード大学文理大学院博士課程修了。ハーバード大学ビジネススクール助教授等を経て、神戸大学大学院経営学研究科教授。専攻は経営戦略。『戦略不全の論理―慢性的な低収益の病からどう抜け出すか』(東洋経済新報社)で第45回エコノミスト賞、第21回組織学会賞(高宮賞)、第5回日経BP・BizTech図書賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

81
神戸大学で経営戦略を専攻する著者。企業での経験はないが、経営というものの本質を見事に分析していると感じた。多くの企業でいう経営戦略では誤信が多く、間違った戦略によって実害が広がり、後の世代が苦しむという。判断のベースとなる「観」「経験」「度胸」。特に「観」は受けた教育を投影するモノの見方というのは憶えておこう。◆経営戦略は「立地」、「構え」、「均整」/戦略は人に宿る/企業は人選で戦略を選ぶ/人選は気質で決める。性格や人柄で選ぶと誤る。品性や人格で選ぶんでもいけない。これは不適格者を除外するためのもの2023/02/18

Kiyoshi Utsugi

22
「戦略不全の論理」が出版された翌年の2006年に出版されたもの。 このため「戦略不全の論理」の中にも登場した話や単語がよく登場します。 具体的には「立地」、「構え」など。 戦略論ということではなく、戦略の現場から発想した実践論であること、新書であるため読みやすくなっていることもあって、割とすんなりと読むことが出来ました。2020/08/01

ザビ

15
経営の仕事って何?が具体的に伝わってくる良書。経営は「観察する」ことから始まる、10年先の将来像(ビジョン)を描き長期利益の確保を立案する、世の話題を集め時代をつくる醍醐味を味わえる…など。特に、経営戦略の3軸は【立地】と【構え】と【均整】。どこに店を構えて、誰に何を売りたいのか。そのサービスを維持していくための組織や人員配置をどう組むか。刻々と変わる世の中や事業環境を見極めるには自分なりの「世界観・歴史観・人間観」が重要で、それらを養うにはリベラルアーツ(文芸や歴史・哲学など)からの学びも大切。2021/06/02

Willie the Wildcat

15
(知人紹介)「戦略」のあり方を問う。定義にもよるが、「戦略」が機能したのが主要672社の5%に満たない、という研究成果は妥当とも感じる。印象深いのは「人間”観”」。一方で”自我”が「戦略」確立・効果のマイナス面。やはり”人財”の有無が肝、ということかな。今後の戦略作成・推進時の自身の思考回路がどのように働くかが興味深い。それにしても「サラリーマンの反抗期」には納得感があったなぁ。(笑)2012/02/18

CTC

14
06年ちくま新書。著者は神戸大院教授で、ニチレイや不二製油といった食品大手で社外取締役を歴任している。仕事上のヒントが欲しくてたまたま手に取ったのだが…企業の経営戦略を数多く研究している実践的経営学者という事で、18刷と版を重ねている。著者は“戦略”を「口にすれば歯が浮くような言葉」と表現しているが、確かに簡単に語れるもんじゃない。私など理屈で説明できない事柄を「戦略的に立ち回ります」とか「戦略的価格設定」だとか、おためごかし的に活用するくらいだ。。これがまた特に“経営戦略”ともなればねぇ。2021/07/20

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