ちくま新書<br> 大学生の論文執筆法

個数:
電子版価格
¥770
  • 電書あり

ちくま新書
大学生の論文執筆法

  • ウェブストアに7冊在庫がございます。(2024年04月17日 03時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480063106
  • NDC分類 816.5
  • Cコード C0280

出版社内容情報

大学での授業の受け方から、大学院レベルでの研究報告や社会に出てからの書き方まで含め、執筆法の秘伝を公開する。近年の学問的潮流も視野に入れた新しい入門書。

内容説明

大学生にとって、論文を書くとはどういうことか。誰のために書くのか。何のために書くのか。大学での授業の受け方や大学院レベルでの研究報告書の作法、社会に出てからの書き方まで、論文執筆の秘伝を公開する。かつて流行った決め言葉の歴史や、カルチュラル・スタディーズが隆盛となったここ最近の学問の流れをも視野に入れた、実用書でもあり、読み物でもある新しい論文入門。

目次

第1部 秘伝 人生論的論文執筆法
第2部 線を引くこと―たった一つの方法(なぜ線を引くのか、あるいは線の仕事;自己と他者;国境と政治;「われわれ」と「彼ら」)

著者等紹介

石原千秋[イシハラチアキ]
1955年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。東横学園女子短期大学助教授、成城大学文芸学部教授を経て、早稲田大学教育学部教授。専攻は日本近代文学。文学テクストを現代思想の枠組みを使って分析、時代状況ともリンクさせた斬新な読みを展開する。また、「国語」教育、とくに入試国語の読解を通した問題提起も積極的に行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

29
これから作家になりたい、または文学部に入って文学を勉強したい高校生におすすめの本。大学生の生活がイメージできるし、本についての知識もつく。2015/07/05

katoyann

19
大学生向けに書かれた、レポート及び論文を書くための入門書的な本。エッセイ調の文体であり、私的体験も交じるので、学生が興味を持って読めるかどうかは微妙だ。むしろ、教員としての学生指導に関する考え方が参考になった。今は大学も大衆化しているので、一方向的に講義するのでなく、大学で学修するのに必要な文章表現のスキルを向上させるために、教員は学生の文章を添削した方が良いという意見は正しい。例文を示しながら、二項対立図式を用いて、筆者の立場を明確にすることが論文の基礎であるとする見解はやや高度だが、参考になる。2023/04/05

viola

9
院生も対象、ということで読んでみました。確かに勉強になります・・・・が、せめて投稿論文完成前に読みたかったかなぁ。もっと毒舌なのかと思いきや、思ったよりもそうでもなかったです。著者は夏目漱石専門の大学の先生。個人的には漱石が日本の作家でもっとも苦手なのですが、国は違えども同じ文学専門なので面白い。2章構成となっており、1章は大変面白いのですが2章はつまらなかった・・。ちなみに、著者が「これくらいは読んでおくべき」だと記していた本は何一つ読んでいませんでした(苦笑)専門が違うもん!と思いたい・・2011/08/20

よしひろ

8
知の広がりに線を引く、論文という形式の深さを知った。2016/04/22

ニクロム

8
「教養としての大学受験国語」では、評論読解の方法として二項対立の習得を指南していた。それに対して、この本では、論文執筆の方法として線を引くこと、すなわち、二項対立を作り出すことを講義する。論文の仕事は、世界のあり方を明らかにすること、あるいは、新たなあり方を提示することである。そのためのたった一つの方法こそ、文化によって無意識に引かれた線を意識化すること、新たに線を引き直すことであり、それは世界を創る知性の仕事である。 第一部はエッセイ形式の学生へのアドバイスで、学生としての心構えなど面白くてためになる。2015/05/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/545772
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。