ちくま新書<br> 改憲問題

個数:

ちくま新書
改憲問題

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年05月15日 15時52分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480062994
  • NDC分類 323.149
  • Cコード C0232

内容説明

日本国憲法は「占領軍に押しつけられたものだ」「もはや古くなった」「自衛隊すら認めないなんて非現実的だ」…。こんな改憲必要論が巷に溢れている。しかし、戦後憲法は現実にどう機能してきたのか、また、そのどこに問題があり、どう改正すると、どんな効果が期待できるのか。現在の改憲論議に欠けているのは、こうした改憲の「実質」を問う視座である。本書は、現代改憲の思惑と帰結をクールに診断し、いま「護憲」であることの意味を、徹頭徹尾「リアル」な語り口で問いなおす試みである。改憲に賛成の人も反対の人も必読の一書。

目次

ある日の狩田ゼミの風景―序に代えて
第1章 自由への長く曲がりくねった道―「押しつけ憲法論」を超えて
第2章 改憲論議はタブーだったのか―戦後改憲論の系譜
第3章 現代の改憲動向を読む―なぜ明文改憲なのか
第4章 世代ごとの憲法?―憲法とプリコミットメント
第5章 神学論争を超えて?―改憲必要論のトレンドを読む
第6章 九条論の構造転換?―最近の九条論を読む
第7章 自民党の「新憲法草案」―どこが問題か、なぜ問題か
第8章 憲法九条の「効用」―あるいは「護憲」のリアリズム
第9章 国を愛すること、憲法を愛すること―「愛国心」を考える
別の日の狩田ゼミの風景―結びに代えて

著者等紹介

愛敬浩二[アイキョウコウジ]
1966年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。早稲田大学大学院法学研究科博士課程修了。名古屋大学大学院法学研究科教授。専門は憲法学・憲法思想史。英米の政治哲学に学びながら、「新しい護憲」の語り口を模索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Haruka Fukuhara

7
つべこべ言わずにさっさと改憲してしまえばいいと思うけど…それで変な方向に進んだとしたらそこでまた改憲して正すというのが一般的な政治の在り方とも合致すると思うけれど、近代的/現代的な立憲主義というのはそうしたごく平凡な政治の在り方を否定するものだったっけ…?? 押しつけ憲法論を主張する人の論理には色々と問題もあるのかもしれないけれど、押しつけを否定する・あるいは押しつけでも別にいいと強弁する憲法学者の良識派ぶった所説にもいまいち説得力を感じない。憲法学者って対話の出来ない人が多いなー。。2017/07/02

Shun

3
対話形式は面白いけど、教授の意見に賛同できなくて、どうも引っかかるところがあった。課題図書として読んだが、おすすめはしない本。日本の憲法は大宝律令から流れを汲む大日本帝国憲法が本来正当であると自分は考えるから、著者とは問題意識の共有が出来なかった。2014/09/23

MondayHellishDay(Monday)

2
通学中の電車の中でちまちまと読んでいったが、正直「難しかった」この一言に尽きる。最初に狩田ゼミの生徒たちと狩田教授の討論で始まるが、この調子で話が進むと思ったら…30ページから最後までほぼ狩田教授の独壇場。9割方狩田教授のお話で終わってしまった。  内容だが、憲法9条の話題を中心に、どんな学説があるか、その学説にはどんな批判や賛同があるか、通説はどうか…といった感じに進んでいく。法律学を勉強しているので(ちょうど憲法も履修中)、憲法を取り巻く現状について知る事が出来た(が、理解は出来なかった…)  時間が2011/12/17

pon00

0
良書2014/06/12

りょうのすけ

0
この世の中にはたくさんの改憲論が溢れている。この本はそれらの改憲論を根本から否定し、新たな護憲論を打ち立てるものだ。確かに改憲論、護憲論に対してのある程度の知識をもっていないと読み進めることは難しいかもしれない。しかし、この本を熟読することは現在の日本社会の閉塞感を打破する上で重要であり、大きな武器になるものである。2014/05/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/679
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。