ちくま新書<br> ハイエナ資本主義

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ちくま新書
ハイエナ資本主義

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480059420
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C0233

内容説明

市場原理主義とアメリカ陰謀論が飛び交うばかりで、依然として不良債権から抜け出せない日本は、いまやIMF管理の可能性をもささやかれつつある。世界を劇的に変えたグローバリズムの功罪を検証し、日本型システムの可能性について考える。

目次

第1章 九・一一以降の世界(世界は変わったのか?;アメリカ自爆テロからアフガニスタン戦争まで ほか)
第2章 グローバリズムの勝者と敗者(金融グローバリズムの席巻;文化のグローバリゼーション ほか)
第3章 バンコク・コネクション(バンコクの光と影;アジア的クローニー性について ほか)
第4章 日本の落日は避けられるか?(人と文化の落日;過小資本問題 ほか)

著者等紹介

中尾茂夫[ナカオシゲオ]
1954年長崎生まれ。現在、大阪市立大学経済研究所教授。経済学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

96
まあ題名ほどには内容はきわもの的な感じではありません。9.11以降の世界の状況がその後2年間でどのようになっていったかを知るにはいい本だと思います。また「バンコク・コネクション」ということで2000年直前のタイの状況を分析することによっての海外資本による通貨危機でのまだまだか弱い国がどのようになるかを描いています。時たま最近の状況を読み直していますが、少しも反省していないということがよくわかります。2016/05/02

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