ちくま新書<br> 知識経営のすすめ―ナレッジマネジメントとその時代

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ちくま新書
知識経営のすすめ―ナレッジマネジメントとその時代

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480058256
  • Cコード C0234

出版社内容情報



「知識創造企業」よりもわかりやすく知識創造理論を解説した、コンパクトにまとまった本

●知の組織的な創造
90年代の初頭に流行したBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)は業務プロセスの効率化を追求するあまり、組織の中に埋め込まれていた重要な知識を流出させ、コーポレート・アルツハイマーと呼ばれる現象をもたらした。このような問題を克服できる視座が知識創造の理論であり、その実践はナレッジ・マネジメントによって展開される。

 企業やコミュニティーの活動の本質は、知識の創造、活用、蓄積からなるダイナミックなプロセスである。しかし、この本質は、われわれの目には見えないことがある。知識は、科学の公式や製品の仕様書のように書かれたものとしての形をとるばかりではなく、言葉にはできない技能やものの見方、あるいは慣習の中にも埋め込まれているからである。
 知識科学は、そのような知識の重層的な構造を解明するとともに、書かれざる知識に形を与え、組織的に共有できるモデルを作り、さらには新しい知識を創造するメカニズムの構築を目指す。それは、見えない本質に光を当て、企業やコミュニティーに未来を切り拓くための変革の視座に立つことに他ならない。

内容説明

日本企業は、二度の石油ショック、ニクソン・ショック、円高などを克服し、強い競争力をつくりあげてきた。日本企業に比較優位をもたらしたのは、年功制度・終身雇用という労働形態だけでなく、組織的知識創造をコアとする労働スタイルにあった。それは個別的な直感=暗黙知を形式知化して組織全体のものにし、製品やサービス・業務システムに具体化するという組織の運動能力のことである。トヨタやホンダ、花王、富士通、富士ゼロックスなど優良企業のケース・スタディをもとに、知識創造と知識資産活用の能力を軸として、大転換を迫られている日本的経営の未来を探る。

目次

第1章 情報から知識へ
第2章 21世紀の経営革命
第3章 第五の経営資源
第4章 「場」をデザインする
第5章 成長戦略エンジン
第6章 創造パラダイムの経営

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

50
経営学としてのここに書いてある考え方は、15年以上も前にかかれたものとは思われますが、決して今でも古くなっているとは感じません。「形式知」や「暗黙知」についての考え方というのは現在も厳然として存在しています。ただ少し不満なのはもう少し実例を入れていただきたかった、という気がしています。しかしながら新書でこれくらいの内容が収められているのはほかにはあまりないと感じています。2015/06/17

Kiyoshi Utsugi

21
1999年に出版されたもので、かなり古いものです。これを図書館で借りて読んでみたのは、「トヨタやホンダ、花王、富士通、富士ゼロックスなど優良企業のケース・スタディをもとに」と日本の企業が目白押しであったため。 なお、本書では知識経営とはナレッジマネジメントの本質であり、組織の知識創造とその知識資産から成る、21世紀の経営パラダイムとしています。2020/08/15

おめな

7
仕事の関連読書。以前より著者は知っていたのだが、著書を読む機会がなくやっと読む必要性が出てきて手に取った。狭義のナレッジマネジメントではなく広義の「知識経営」とは何か?そこには暗黙知と形式知が存在し、相互作用によって知識経営または知識創造のプロセスが行われるというもの。いっとき、外資系企業の人気がでて形式知だけが重要視されていたが、日本では昔から職人がいてその人から技を盗むことが暗黙知とされ、それを軽視してはいけない。どんな分野であれこの両方の知を持って新たな価値が生まれるなどのはなし。2018/03/05

おくてつ

5
アジャイルの本を読んだ後、野中先生の本も積読であったなと思い出して読んだ一冊。数年前、社員の意識変革の必要性を説く上司が課題図書として挙げた一冊。 1999年の発行。出てくる固有名詞やネット社会の進み具合とかからはちょっと古い話かと感じさせたりもしますが、製造業から知識産業に主役が移るという予想はそうなったりして、古くても新しい。 暗黙知を形式知に変える場をどうデザインするかですね。2020/08/16

Keycy

5
12年も前に書かれていますが、古さを感じさせない内容でした。暗黙知を出来る限り形式知にして組織共有し価値創造へ結びつける。創造させる「場」の考え方、作り方についてもメモメモ。知識製造業について書かれていましたが、12年たっている今直面していることでした。2012/01/09

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