ちくま文庫<br> 対談 目から脳に抜ける話

ちくま文庫
対談 目から脳に抜ける話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480036056
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

読みすすむにつれ脳についたウロコがハラリハラリと落ちていく。「形態と映像」「夢と臨死体験」「脳の時代と体の時代」「死の論理と生の意味」「脳化と未来」などなど…解剖学者と映像作家が内臓(ハラ)をわって徹底的に語り尽くす。

目次

1 形態と映像
2 言語と映像
3 夢と臨死体験
4 進化と目的論
5 脳の時代と体の時代
6 見えないものの構造と頭の構造
7 死の論理と生の意味
8 マイノリティとマジョリティ
9 廃墟と死体
10 右と左
11 対称と無限
12 部分の反乱と全体
13 脳化と未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

編集兼発行人

2
脳に関して九十年代初頭に実施された解剖学者と映像作家との対談。形態言語臨死構造教育廃墟等々といった概念を切口にして章立てられていながら各々に主題が有るような無いような雰囲気で時間軸と空間軸との起点である「死体」を足掛かりにして話の射程が縦横無尽に行き渡る構成。物理における徹底的な科学性を生物へは及ぼしにくい理由は時間に対する認識(≒目的や機能を持ち込む思考の枠組)で眺めるからであるといった趣旨の発言に首肯。自然社会人文科学の様々な領域に幾らかでも触れた後で一読すると合点できる「世界認識の総論」として推奨。2014/04/20

コモヒ

1
読み始めるまでにめっさ時間掛かった(積読)けど、いざ読み始めたら、めっさ面白い!テープ起こす人大変やったと思うけど、対談が楽しそうな事が伝わって来た。ええなあ。ずーっと横で聞いときたいよね!テレビを見たり漫画を読むのにちょっと訓練と言うか、慣れが必要なんて、生まれた時にはもう既にあったから、考えた事がなかったけど、そらそうか!考えてもしょうがない事を考えるのは脳の機能を維持するためか・・。高校生の時に既に出版されてたのに、読んどけよ!JKの俺よ!25歳過ぎたら近視は進まない、なるほど。2014/07/08

ニョンブーチョッパー

0
2006/05/22

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