ちくま文庫<br> とびきり愉快なイギリス史

ちくま文庫
とびきり愉快なイギリス史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 260p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480032577
  • NDC分類 233
  • Cコード C0122

内容説明

元・歴史授業落ちこぼれのイラストレーターが、歴史上のエピソードをざっくばらんな語り口で笑いのめした、ユーモアと皮肉と愛情たっぷりのイギリス史。たくさんのイラストが、またまた笑えます。

目次

どこからきたんだろ?
ズルいケルト人
イギリスではローマ人を見習え
ハドリアヌスの壁に大穴
ほら、ヴァイキングのお出ましだ
中間点
兄弟愛!―一〇八七年
大混乱!―一一三五年
いい子のリチャードと悪がきジョン
ヘンリーばんざい―一二一六年〔ほか〕

著者等紹介

ファーマン,ジョン[ファーマン,ジョン][Farman,John]
ロンドン在住のイギリス人。王立美術大学でデザインの修士号取得。ロングフィールド小学校では3フィート6インチのジャンプ記録認定証を受ける。現在、出版界・広告界で活躍中

尾崎寔[オザキマコト]
京都在住の日本人。福岡生まれ、旧満州育ち。イギリス、アメリカ通いは、長期滞在を含めて十数回。同志社大学英文学科卒。同志社女子大学英語英文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

viola

11
いろんな意味で酷いです。歴史専門家でも何でもないイラストレーターが、イラスト付きで歴史嫌いの小学生のために書いたもの。 軽ーい語り口で、やっぱりイギリスのユーモアよりアメリカン・ジョークのほうが好きだよ!と強く思わされました・・・・・だからエスニックジョーク、キライなんだって! これでも翻訳者が相当直したらしいのですけれど、史実と違う箇所が多いです。日本人の大学生に言われたくないとは思うけれど、イギリス人でしょー!?ブラッディー・メアリーってメアリ・スチュアートじゃないし! お勧めできません・・・・・。2011/01/13

CCC

6
大雑把なイギリスの歴史が把握できる、と言いたいところだけれど、押さえるべきところを押さえているとは言いがたく、スタンスもいい加減なので知識の土台にするには心もとない。とっかかりの一冊としても難がある。ただ二文に一つは皮肉を入れてくる著者のブリティッシュ・ジョーク精神を楽しめるなら面白い本だと思う。ついでに歴史もうっかり学べる可能性も完全には否定できない。2022/09/08

ヴェルナーの日記

6
イギリスの歴史を、主に王室の流れを中心に面白おかしく、イギリス風ジョーク?を交えて書かれている。 イギリス王室の歴史は日本人にとって縁遠い。さらに複雑なのは同じ名前がやたら出てくるところだ。ジョージ、ヘンリー、エドワード、リチャードなどなど、同時期に敵と味方の別れていても同じ名前が出てくるので把握することが困難である。だから、著作者は歴史が嫌いなったのではないだろうか? それ比べてまだ日本史は、ましなほうかもしれない。2013/02/09

みゅうの母

5
このごろイギリスの本を読むことが多いので、歴史をおさらいしておこうと堅めの別の本と一緒に読了。学生のころから歴史が苦手だった私にはいい読み物でしたが、ジョークの注釈が多くて面白さが半減。仕方ないんですけど。2015/10/10

midorikawa-e

4
こういうのの日本版が読みたいと思うのは私だけじゃないかも。2014/07/01

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