ちくま文庫<br> 映画の友人

ちくま文庫
映画の友人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 201p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480030320
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0195

内容説明

恋人でもない。肉親でもない。どこか距離感もある気のあう友人と、こんなふうにつきあってきた。ヘップバーンになりたかった少女時代、ベッドシーンに残る壁の謎、フェリーニとゴダールの衝撃、失業時代に通って見た30年代ヨーロッパ映画、社会派啓蒙映画が嫌いな理由…。マニアには書き得なかった、映画と世間と自分の関係史。

目次

ウインドーの中のサテン・ドール
夏の夜の校庭映画館で見た〈怪人〉の話
大人のリアリズム恐怖症
ディズニー映画よ、だましてくれてありがとう
お子様時代劇にエロスを見た
ひばり文化と白人崇拝少女趣味
ヴィーナスより美人だったオードリー
いつも陽気に輝いていた〈あちら〉
ベッドシーンに残る空漠とした壁…の謎
はるかアメリカン・ドリームを離れて〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あーさー

1
中野翠さんが、映画を紹介しながら自身について綴っています。単なる「映画評」とは違うテイストで面白かったです。中野さんのイラストがないのがやや寂しかったですが、まぁ、それは“付加価値”みたいなものなので。2024/01/10

ぱーぷる・ばんぶー

1
1992年刊の本の文庫版。著者が40代半ばまでの人生を映画との関わりで書いたエッセイ。2022/09/04

good0120441222

0
ただのエッセイ、コラムだと思えばまだ読める気がする2024/01/31

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