筑摩選書<br> ヨーロッパ文明の正体―何が資本主義を駆動させたか

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筑摩選書
ヨーロッパ文明の正体―何が資本主義を駆動させたか

  • 下田 淳【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 筑摩書房(2013/05発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480015730
  • NDC分類 230.5
  • Cコード C0320

出版社内容情報

なぜヨーロッパが資本主義システムを駆動させ、暴走させるに至ったのか。その歴史的必然と条件とは何か。近代を方向づけたヨーロッパ文明なるものの根幹に迫る。

内容説明

欧米の覇権が揺らいでいる。いま行き詰まっているのは資本主義なのか、民主主義なのか、国民国家というあり方なのか。それを問うために、いまこそヨーロッパ文明とは何だったかを見定めねばならない。そもそもなぜヨーロッパが近代以降の世界を制覇できたのか。経済体制、思想形態、政治制度は結果にすぎない。ヨーロッパ固有の何かが、全世界を席巻し得る契機となった何かが根幹にあるはずだ―。近代の歴史を動かした「論理」の基盤に迫る。

目次

はじめに なぜ今ヨーロッパを問うのか
第1章 なぜユダヤ人は虐殺されなくてはならなかったのか
第2章 ヨーロッパの生態学的基盤とは何か
第3章 皇帝なき文明ヨーロッパ
第4章 なぜヨーロッパは世界を植民地化できたのか
第5章 科学技術が爆発的に発展した本当の理由
第6章 なぜヨーロッパに資本主義が生まれたのか
おわりに 日本に未来はあるか

著者等紹介

下田淳[シモダジュン]
1960年生まれ。東京都立大学助手を経て、宇都宮大学教授。歴史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomoichi

19
「棲み分け」をキーワードにヨーロッパに迫る。あまり見ないアプローチだったので面白かったです。必読とは思わないけど多様な考えの一つとしては参考になります。2023/11/12

にゃんにゃんこ

10
生物の「棲み分け」本能を理論のベースにして、人間社会を鋭く分析する。今までにない斬新な視点で、資本主義の誕生、ヨーロッパ文明の隆盛と言った謎の解明に一定の解を与えてくれた。このような素晴らしい着想の割りに紙面が少ないのは残念な事である。この内容なら四倍のボリュームは必要だ。面白さ852021/12/21

ニック肉食

6
住み分け論による資本主義発生の理由。読んでて面白かった。がっつり理系社会というは全面的に同意です。それに全体的に納得できる内容だったので良かったと思います。2016/06/18

sk

5
棲み分け論からヨーロッパ資本主義誕生の謎を解く。興味深い論考。2018/12/17

しんさん

3
ヨーロッパでは人口の分散(棲み分け)が権力の棲み分け、「万人が富の分配に与するチャンス(富の棲み分け)につながった(説)。富の棲み分けは①職人の活躍、理系への転換→すべてを数値化→資本主義の特徴と一致。他方で②職の棲み分け→農村での貨幣関係のネットワークの構築→資本主義発展の土壌をつくった。この本ではユダヤ人排斥も日本の近代化も「棲み分け」論で説明しているが、結論ありきな気も。そもそも資本主義って、ルネッサンスって、キリスト教ってなんだったっけあたりから勉強しなおさなければと感じた。 2020/10/17

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