内容説明
巨大古墳はなぜ造られたのか?ピラミッド・秦始皇帝陵とともに世界三大帝王陵と称される、大仙古墳(仁徳天皇陵)をはじめとする巨大古墳が出現した五世紀の古代国家を検証し、古墳文化の発展過程を東アジア世界の中で考察する論文集。
目次
河内王朝と百舌鳥古墳群
王墓からみた五世紀の倭王の性格
古代湾岸開発と仁徳天皇陵
巨大古墳箸墓の被葬者について―卑弥呼か台与か
最新の研究成果からみた秦始皇帝陵
最新の研究成果からみた唐の乾陵とその陪塚
韓国三国時代墳墓の高塚化過程について
古墳にみる百済の勢力変化
高句麗王陵における陵園制
パネルディスカッション 東アジアからみた百舌鳥古墳群の世界的意義について