出版社内容情報
『生き方』『働き方』につづく、最後の一冊。「人間として正しいことを正しいままに貫く」。この考え方をベースに自己研鑽することで、人間は、才能と努力だけではけっして到達できないところまで成功することができる。その理由を、27のエピソードとともに説く。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MI
97
京セラの創設者の著者が、仕事をする上で大切にしている考え方について書いた本。印象的なのは、世のため人のために行動すること。日本航空の再建に立ち会った著者は、それまでの傲慢だった社内雰囲気を改めるようにといたという。コロナ禍3年。一時期は倒産しかかった会社がどうしてもちなおしたのか。社員のお客様のため、仲間のためと自他の心が大きいという。そのような奇跡を起こすには、自己の意識、他者の意識、あとは天の力を味方につけることが大切。よき心の考え方のもとでなければ多力の風を受けることができたい。大変参考になった。2023/06/14
kemi
67
これは是非皆様に読んで頂きたい1冊です。まだまだ自己啓発に励まねばならないと感じました。2017/05/06
ナミのママ
56
読んでいるうちにだんだんと背筋が伸びてきました。20代の頃から稲盛氏が好きですが、この新作でも同じ感動を味わいました。当たり前のことが書いてある、ともいえるのですが、でも自分に当てはめると・・なのです。付箋を貼るとしたら、全ページに貼ってしまうと思います。人の上に立つようになるほどに「人格」は大切だと思ってきましたが、人格者と呼ばれる稲盛氏の、己に厳しい姿勢に頭が下がります。私は起業家でも実業家でもない家庭人ですが、話を聞いてみたいと思います。2017/04/22
それいゆ
51
書いてあるのは当たり前のことばかりですが、稲盛さんだからこそ説得力があるのです。京セラ、KDDIでの実績はこれまで何度も読んだことがあるので、JAL再建の具体例が知りたいと以前から希望していました。本書では、その一端を少しだけ書いています。まだまだ物足りない気がしています。JAL再生物語に絞ったノンフィクションの執筆を切にお願いします。2017/07/18
Taka
46
再読。定期的に読み返すべき内容だな。考え方で人生まで変わる。金言を嚙みしめよう。2019/03/20