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人は100Wで生きられる―だいず先生の自家発電「30W生活」

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784479392224
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0095

内容説明

エネルギー問題は生き方そのものだ。日本はエコ先進国だった!小水力発電でこんなに豊かな暮らし。1000年先まで持続可能な社会とは。エネルギー「地産地消」の時代がはじまる。

目次

はじめに―エネルギー問題は生き方の問題だ
第1章 100Wで生きていける(らせん水車で発電、30W生活にチャレンジ;100Wで過ごすていねいな暮らし ほか)
第2章 これからの自然エネルギー(「自然エネルギーで脱原発」は本当に可能か;エネルギーの「地産地消」の時代がはじまる ほか)
第3章 1000年持続可能な社会とは(悲惨な未来を弾き出した『成長の限界』;カタストロフィーを避けるには ほか)
第4章 原子力を卒業しよう(国民を裏切った政府;低線量被曝の影響はまだ誰にも分からない ほか)
おわりに―それでも電気は人間にとって、夢と希望の象徴

著者等紹介

高野雅夫[タカノマサオ]
1962年、山口県生まれ。名古屋大学大学院環境学研究科地球環境科学専攻准教授。1981年、名古屋大学理学部入学、地球科学で博士号(理学)取得。1993年、名古屋大学理学部助手。「全地球史解読」という地球史を調べる研究プロジェクトに参加し、「生命と地球の共進化」というコンセプトで地球史をとらえることを学ぶ。その中で46億年の地球史において人類の時代が特異な時代であることに気づく。1996年、理学研究科助教授。2001年、名古屋大学大学院環境学研究科設立に参加、同准教授。さまざまな分野の専門家と協働し、地下資源が枯渇した1000年後でもやっていられるような地球と社会のシステムを作り出すための「千年持続学」を構想中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うりぼう

36
2011・12・20にだいず先生と初めて飲む機会があり、アマゾンで即買い。今年のベスト10入り、間違いなし。僕らは、1000年持続する社会を作った方がいいでしょ。そのために、今、何をするの?こんな方法もあるよと軽く提示されている。でも、それは生き方そのもの。都市と田舎の関係を問い、大きなものから、見えないシステムからの脱皮なのです。エネルギーの「地産地消」を過去に学び、でも、ネットは否定しない。100wの中には、ノートパソコンの消費電力も入る。一人学際、シームレスアース、ORTとステキなキーワードが並ぶ。2012/01/08

kinkin

18
100w生活のノウハウがもっと紹介されているのかと思った。絵や写真を使ってわかりやすくしたほうがいいと思う。2014/06/17

壱萬弐仟縁

13
100Wって、裸電球にもあるな。あんなので生きられるというのは、それ以上に浪費している証拠なのだろうな。30Wの小水力発電の実験をされたようだ(4頁)。社会実験をしたのだから説得力がある。豊田市の「すげの里」(43頁)は知らなかった。足助地区にある100%LEDなのだという。100%自然エネルギーの暮らしを実践しているのなら、これはモデルとなり、広がっていくのが期待される。郡上市の古民家「源右衛門(げんねもん)」も知らなかった(55頁)。評者は飯田市や大町市の事例しかしらなかった。岐阜県中山間地域やるな。2013/07/29

虎ボルタ

1
最初から最後まで、とても面白く読めました。中でも後半以降。原子力発電についても色々と勉強になりました。国をも巻き込んだ電力会社による料金体系の仕組み。電気を使うということは、知らないうちに原子力発電を支持してしまうことになるのは「目から鱗」。また読み返したい。買おうかな~。2016/05/29

Charlie

1
目下5A生活に興味を持っている私には良かった部分はネットで試し読み出来る所以外には無かったのだけど、改めて原発の恐ろしさを噛み締めさせてくれた。命懸けで作る、病気になる電気は要らない。2014/06/08

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