内容説明
エネルギー問題は生き方そのものだ。日本はエコ先進国だった!小水力発電でこんなに豊かな暮らし。1000年先まで持続可能な社会とは。エネルギー「地産地消」の時代がはじまる。
目次
はじめに―エネルギー問題は生き方の問題だ
第1章 100Wで生きていける(らせん水車で発電、30W生活にチャレンジ;100Wで過ごすていねいな暮らし ほか)
第2章 これからの自然エネルギー(「自然エネルギーで脱原発」は本当に可能か;エネルギーの「地産地消」の時代がはじまる ほか)
第3章 1000年持続可能な社会とは(悲惨な未来を弾き出した『成長の限界』;カタストロフィーを避けるには ほか)
第4章 原子力を卒業しよう(国民を裏切った政府;低線量被曝の影響はまだ誰にも分からない ほか)
おわりに―それでも電気は人間にとって、夢と希望の象徴
著者等紹介
高野雅夫[タカノマサオ]
1962年、山口県生まれ。名古屋大学大学院環境学研究科地球環境科学専攻准教授。1981年、名古屋大学理学部入学、地球科学で博士号(理学)取得。1993年、名古屋大学理学部助手。「全地球史解読」という地球史を調べる研究プロジェクトに参加し、「生命と地球の共進化」というコンセプトで地球史をとらえることを学ぶ。その中で46億年の地球史において人類の時代が特異な時代であることに気づく。1996年、理学研究科助教授。2001年、名古屋大学大学院環境学研究科設立に参加、同准教授。さまざまな分野の専門家と協働し、地下資源が枯渇した1000年後でもやっていられるような地球と社会のシステムを作り出すための「千年持続学」を構想中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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