自分の頭で考えるということ

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自分の頭で考えるということ

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  • サイズ B6判/ページ数 167p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784479391999
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

「考えること」こそが仕事である。将棋界と脳科学界を代表する二人が、「考える」ということについて語り合った対談集。

目次

飛び回る知性(羽生善治)
第1章 「知性」とは何か
第2章 「進化」とは何か
第3章 「美意識」とは何か
第4章 「勝ち負け」とは何か
第5章 「考える」とは何か
『自分の頭で考えるということ』あとがき(茂木健一郎)

著者等紹介

羽生善治[ハブヨシハル]
1970年埼玉県生まれ。将棋棋士。小学2年生より将棋を習いはじめ、1985年には史上3人目の中学生棋士となる。1996年には七冠の偉業を達成、棋界のみならず広く世間の注目を集めた。その後も通算1100勝、棋戦優勝100回など次々と記録を塗り替え、常に棋界をリードし続けるスーパースターである。永世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世棋聖、永世王将。獲得期数は合計77期で歴代2位の記録(1位は大山康晴の80期)。現在は名人、棋聖、王座の冠位を保持

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京都生まれ。脳科学者。理学博士。ソニーコンピューターサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授、早稲田大学国際教養学部非常勤講師。文学、美術、音楽など芸術全般にも造詣が深く、また活躍の場もテレビ・雑誌など多方面に及ぶ。NHKの人気番組「プロフェッショナル仕事の流儀」では司会者もつとめ、若者を中心に幅広い層から支持を得た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユズル

21
創造してたのとは違った本で、最初、自分にとっては難解でしたが、読み進むうちに面白くなった。AIが進む世の中だけど、自分の思考とか第六感的なことを大事にしていきたい。

太田青磁

17
将棋の公式戦を開催する場合、必ず天井からカメラを提げなくちゃいけない・最近の将棋の棋士の方はIT関係の人に感覚が似ている・グーグルがやったのは、身も蓋もない古典的な人工知能の手法だった・駒のやり取りは交易のメタファ・対局中に手を読んでいる時は、雑巾を絞っている感じ・人間の心理としては、負けた時とか失敗した時は当事者意識をなくそうとする・棋士の方は、過去に蓄積された記憶を引き出すという訓練を対局中ずっとやっている・0コンマ何秒とか、そういうギリギリの瀬戸際に立たされた時でないとフロー状態には入りません2016/05/24

ひなた*ぼっこ

13
将棋について全然知らないので少し分かってよかった。時に勝負よりも美意識や気まぐれを優先させてしまうこと、ミスをするという人間特有の現象、などコンピュータとは違う人の思考についての対談本。2019/09/10

11
図書館で借りました。この手の本はなぜか好きです。将棋界、思考などに少なからず興味がある。またコンピュータの及ぼす影響は、将棋界のみならず実社会に、思考として浸透していることを感じる。また、最近の読んだ本とも偶然繋がるしなかなか楽しい読書になった。2013/09/07

トーマ

9
図書館本|д゚) 題名が気になって借りてみたけれど、どうも想像していた内容ではなかった。これは個人的に思ったことなのですが、どうもところどころ話が嚙み合ってないような印象を受けました。茂木さんはなんだか自分の思考の船に乗って対談中に旅立っていて、羽生さんはそれについて行っている感じです。もしかして茂木さんの説明の仕方が苦手なのかもしれない|д゚) 羽生さんはシンプルでまとまった話し方で、読んでいてとても好感をえました。やっぱりすごい人なんだなぁと感じました。対談本は余り読まないので、他にも読んでみよう。2016/11/24

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