出版社内容情報
アガワとハカセの軽やかで深い対話に共感と感動の声!動的平衡の福岡ハカセと対談の名手アガワが、子供時代の出会いと大人だから出会える不思議を語る。ロング&ベストセラー、ついに文庫化!
内容説明
生命の美しさに心を奪われ、生物学者を志したもと昆虫少年・福岡ハカセと、少女の頃に出合った物語の主人公たちの不思議な冒険に憧れたアガワ。生物学者とインタビューの名手が語り合うその向こうに、かつて確かに感じた喜びと驚き、畏怖と憧憬、世界を生き生きと受け止めるために不可欠な視点が浮かび上がる。生命、生と死、動的平衡、遺伝子の話から文明論まで、大人のセンス・オブ・ワンダーと出合い直すための発見と共感と刺激に満ちた一冊!
目次
1章 子ども時代は不思議の入口
2章 生きているとはどういうことか
3章 科学の進歩は人間を幸福にするのか?
4章 私たちが見ているもの、見えなくなっているもの
5章 「自分だけの物語」との出合い
6章 再び世界を繋ぎ直すために
著者等紹介
福岡伸一[フクオカシンイチ]
生物学者。1959年東京都生まれ。京都大学卒。米国ハーバード大学医学部研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授・米国ロックフェラー大学客員教授。2007年出版の『生物と無生物のあいだ』はサントリー学芸賞、中央公論新書大賞を受賞、ベストセラーとなる
阿川佐和子[アガワサワコ]
1953年東京都生まれ。作家・エッセイスト・インタビュアー。『ああ言えばこう食う』(檀ふみ氏との共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。「週刊文春」の連載対談などにより、2014年、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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naoっぴ
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chiseiok
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