だいわ文庫
ロッキード疑獄―影の権力者の昭和史〈4巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 346p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784479301349
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0195

内容説明

官僚出身者がすべてを掌握する“官僚国家・日本”。その中にあって官僚支配に挑んだ異端の宰相・田中角栄と、航空覇権を狙う全日空天下り社長・若狭得治。この二人を戦後最大の贈収賄事件「ロッキード疑獄」が直撃した。だが彼らは刑事被告人ながら、その後も「闇将軍」と「航空界のドン」として君臨しつづける―。官僚支配の昭和史を裏表から活写するシリーズ第四巻完結。

目次

序章 「官僚支配」に挑んだ二人の宰相
第1章 ロッキード事件の衝撃波
第2章 大物逮捕の包囲網
第3章 公権力の陰謀
第4章 日航崩壊への序曲
第5章 「官僚支配」は死なず

著者等紹介

本所次郎[ホンジョジロウ]
1937年、東京に生まれる。経済記者として二十六年間、運輸、金融、財界などを取材し執筆活動へ。財界、歴史上の人物ドキュメンタリーや企業小説などを多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ランラン

7
今では普通に日米交渉により戦闘機など言い値で購入していて違和感なく受け止められているが、当時はロッキード事件として多くの政治家が葬り去られた。絶対権力の検察の意のままに起訴されていく様をみると冤罪があるのも当然と思われる。全日空の当時社長である若狭氏はその代表であろう。時代が下って真実が開かされることはよいことと思う。2021/03/14

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