ゴリラ雑学ノート―「森の巨人」の知られざる素顔

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ゴリラ雑学ノート―「森の巨人」の知られざる素顔

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478960516
  • NDC分類 489.9
  • Cコード C0045

出版社内容情報

ドラミングの秘密、シルバーバックの謎、果ては恋のテクニックまで、好奇心が強く、心優しい「ゴリラの実像」を第一人者が語る。

内容説明

ドラミングの秘密、シルバーバックの謎、果ては恋のテクニックまで、好奇心が強く、心優しい「ゴリラの実像」を第一人者が語る。

目次

言葉を覚えたゴリラ「ココ」
マウンテンゴリラとローランドゴリラ
ゴリラはこんなふうに暮らしている
なぜ、ゴリラの脚はあんなに短いのか
ゴリラは一日に何をどのくらい食べるのか
ゴリラの一生
ゴリラの病気
ゴリラの恋のテクニック
ドラミングは、どんな時、何のためにするのか
ゴリラはキングコングではない〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すうさん

2
私は山極寿一さんの本を読んで一気にゴリラのことが好きになった。知れば知るほどゴリラが「気が優しくて力持ち」なのわかるから。特に一夫一婦制を築くオスとメスの関係や群れ(家族)の関係、優劣や争いごとを嫌うゴリラはヒト(人類)に大事なものを教えてくれる。あとがきに言葉のないゴリラがじっと目を見つめあってコミュニケーションをとることがあった。現代では人は会わずに意思を伝える。手紙、電話そしてメール。より簡単に効率的に誰でもが伝えられるのだが、本当に思いは伝わるのだろうか。人類の未来と逆行している気がしてならない。2017/11/21

カネコ

1
◎ p.182「人間は、さまざまな類人猿の特徴をモザイクのように体に散りばめている。人間の特徴を類人猿たちと比べてみることで、私たちの祖先の姿や人間が歩んできた進化の道筋を知ることができるかもしれない。過去の人類の化石からは、行動や社会の姿を想像することはできない。どうしても現在の類人猿の生活様式をもとに過去を遡ってみなければならないのである。」2009/07/18

Masashi Taniguchi

0
ゴリラ愛がすごくて、読んでいて楽しい。ゴリラはツンデレでラブリー。動物園に行きたくなる2017/02/04

ビシャカナ

0
15年ほど前の出版なので、今は研究が進んで異なる見解もあるかもしれないが、知られざるゴリラの生態をわかりやすく解説。そして著者は第一線で活躍するゴリラ研究家なので、折にふれて臨場感のあるエピソードもはさまれる。面白いのは、ゴリラに定評のあるイラストレーターと、上野動物園のゴリラの飼育員も筆を寄せていることだ。特に巻末の三人の対談が面白い。動物園のゴリラを亜種とする話や、フェミニストなゴリラのオスや、たくましいゴリラのおばちゃんの話など、興味深い。2015/03/27

Nao

0
この本を読むとゴリラのように生きたいと思えてきます。人間は「早いことはいいことだ。スムーズに行うことがよりよいことだ」という幻想にとらわれていて、ひとりよがりに勝手に相手を判断してしまいますが、ゴリラは相手が判断するまで待ってくれるらしいです。

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