出版社内容情報
ビンビンの秘薬、霊験あらたかバラモンの呪文、結婚にまつわるもろもろ……先々でパックリ口を開けるインド的不可解・仰天事象。
内容説明
日本人（ジャパーニー）もビックリ！！元気ビンビンの秘薬、霊験あらたかバラモンの呪文、超過激ポップス、インド式結婚の悲喜劇…。おかしくもディープなインド・エッセイ第２弾。旅する身にはしたたかにこたえる、インドのビックリ。左手を不浄の手だと信じていたら…？２５年、通いつめても、なお絶えない、滑稽、誤解、仰天。「インド」の謎の、奥の奥に迫る。
目次
第１章 印方薬事情
第２章 インド・ポップスの超過激
第３章 カースト・そしてバラモンの日々
第４章 カリーとの闘い
第５章 命の水・パーニー
第６章 スーパー・マリッジ
第７章 このたびめでたく、…
第８章 インド結婚諸事情
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
allite510@Lamb & Wool
10
20数年もの間何度もインドを訪れ何冊もの本を書いた山田和によるインド雑学エッセイ。1998年刊。インドの結婚事情が色々衝撃的。結婚式当日、花婿が花嫁の家に向かって行列で移動する間に、気が変わって別の男が入れ替わって結婚してしまうというのがすごい。こういうことが度々あるのだとか。2018/11/14
in medio tutissimus ibis.
3
アーユルヴェーダ、インドにおいて三位一体の映画と踊りとポップス、カーストと観光地のインチキ祈祷師、食事と水事情、そして結婚と恋愛と国際結婚。きわめてインド的な物事には著者とともに驚かされつつも、それが我々の日常生活にも密接するものだからか、不思議と幾許かの滑稽さとともに受け入れてしまえる。特に異文化を感じたのは、恋愛と結婚が異次元で共存する家主体の結婚制度だったが、本邦の時代劇に形骸として見出されるものの近隣種が、海の向こうではしっかりと生き残っていたわけで、全く共感できないのに理解はできる不可思議である2018/08/03
Hiro Shroff
1
面白いんだけど、なかなかショッキングな内容で読むの時間かかってしまった。2022/02/14
