憂国呆談リターンズ―長野が動く、日本が動く

憂国呆談リターンズ―長野が動く、日本が動く

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  • サイズ B6判/ページ数 372p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478930410
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

出版社内容情報

長野県知事・田中康夫と知の仕掛け人・浅田彰が、世界を、日本を、そして長野を一刀両断!ここまで言っていいんでしょうか?

内容説明

九・一一テロで迷走する世界から、小泉改革が行き詰まる大停滞ニッポン、そして、真夏の知事選に大揺れの長野まで―平成の二大論客が縦横無尽に語り尽くす。二〇〇〇年秋から二〇〇二年夏までの対談を完全収録。

目次

真の改革は細部に宿る
「救国戦線」でやってみる?
「弱者」から「強者」を守れ
全員を思考覚醒状態に
「『脱ダム』宣言」のその先は…
「組織」から「個人」へ
イメージだけでなく、実体あるパフォーマンスを!
マッチョなイデオロギーvsおばさん的リアリズム
真っ当な個人レヴェルからの反撃を!
それぞれの世界の新たな改革
黒い九月
ついに「戦争」が始まった
“無勘性”マス・メディアと悪しきポピュリズム
半世紀前に逆戻りした世界?
有事三法案の時代錯誤
長野県議会でついに不信任案!
日本も長野もメルトダウン
田中康夫リターンズ―「長野革命」の意義

著者等紹介

浅田彰[アサダアキラ]
1957年神戸生まれ。79年京都大学経済学部卒業。同大学院修士課程修了。現在、京都大学経済研究所助教授。専攻は経済学、社会思想史。83年のデビュー作『構造と力』(勁草書房)は、現代思想の書としては異例のベストセラーに。84年の『逃走論』(ちくま文庫)でも「スキゾ、パラノ」などのフレーズが流行語となった。以後、哲学、文学、音楽、美術、映画、建築などさまざまな分野で批評活動を展開中

田中康夫[タナカヤスオ]
1956年東京生まれ。小学校から高校までを長野県で過ごす。81年一橋大学法学部卒業。大学在学中の80年に著した『なんとなく、クリスタル』(新潮文庫)で文芸賞受賞。以後、作家として活躍するかたわら、阪神淡路大震災のヴォランティア、神戸空港建設反対運動などに積極的に関わる。2000年10月長野県知事に当選し、40年以上も続いた県庁出身者による県政支配を終わらせる。2002年7月には同県議会から不信任されるも失職ののち知事選に出馬。9月に82万票以上を獲得して再選を果たす
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