出版社内容情報
「値付けの法則」と「消費者の心理」を理解すれば、価格戦略から抜け出せる。
内容説明
本書の目的は、バリュー(価値)と対価(価格)のバランスを取ること、単なる値決めならぬ本質的なプライシングの普及である。そのために、何を見て(観察して)、何を考える(洞察する)べきなのか、先人の知恵や経験をできる限り集めて、読者のプライシング技術が向上するようにした。
目次
第1章 プライシングはここから始まる
第2章 プライシングがなぜ必要なのか
第3章 プライシングの基本を押さえる
第4章 プライシングの成功ステップ
第5章 プライシングの分析手法を理解する
第6章 プライシングの将来を探る
著者等紹介
青木淳[アオキジュン]
カーディフ日本代表。東京大学工学部卒業後、十数年にわたり建築家として国内外のプロジェクトに携わる。その後、経営コンサルティングファームマッキンゼー・アンド・カンパニーのシニア・コンサルタントとして、製薬、消費財、金融など多様な業界の戦略立案、マーケティングの実践に注力する。1999年より、フランスのバンカシュアランス専門企業カーディフ(BNPパリバグループ)の日本における立ち上げを担う
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感想・レビュー
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KOTA
1
「モノ」や「コト」の値段について、そのプライシングとは「バリュー」の設定だと著者は主張する。そもそも商売とは仕入れたモノを仕入れ値よりも高い値段で売るのだが、それを顧客が良しとして選択するのは何故かについて分かりやすく解説してくれている。 特にこの本で印象に残ったのは、「環境」について。環境破壊、燃料の枯渇、高齢化社会という時代において、地球規模の問題、課題が山積してくる。この問題について貢献できない(もしくはビジネスチャンスを見出せない)企業は存在価値がないと断言している。日本の付加価値はそこにありそう2013/01/08
読書部 ちゅよし
0
★★★☆☆2010/04/13