高業績メーカーは「サービス」を売る―製造業のサービス事業戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478501962
  • NDC分類 673
  • Cコード C2063

出版社内容情報

従来のモノづくりの発想でサービス事業に飛びついても無駄だ。本業の強みを残しつつ、自社の「DNA」を組み換えるのだ。

内容説明

日本製造業がいま一度成長軌道を描くには、「情報技術」「ロジスティックス技術」「マーケティング技術」、そして「金融工学」を駆使しながら、製品のみならず「サービス」を提供することが求められる。事実、実業績メーカーと称される企業はサービス事業に注力している。GEのジャック・ウェルチは、九七年のアニュアル・リポートのなかで、「我々は高品質な製品を販売するグローバル・サース・カンパニーである」と高らかに宣言した。IBMのルイス・ガースナーもネットワーク・サービス・プロバイダーと自社を再定義した。サービス事業は収益性が高いばかりか、差別性にも富んでおり、日本製造業を復活させる「切り札」となる。

目次

序章 日本製造業を復活させる
第1章 サービス事業の魅力
第2章 サービス事業の戦略モデル
第3章 サービス事業のマーケティング戦略
第4章 インダストリー・バリューチェーンの再構築
第5章 自動車産業バリューチェーンの再構築

著者等紹介

小森哲郎[コモリテツオ]
マッキンゼー・アンド・カンパニーのパートナー。早稲田大学大学院理工学研究科卒。日本、アメリカ、アジアなどを舞台に、情報・通信・メディア、エレクトロニクス、自動車、ハイテク材料、電力など、幅広い製造・サービス分野で、事業戦略やオペレーション改革、経営変革を中心に取り組んでいる。マッキンゼー全社のオペレーション研究グループの中心メンバー、および東京オフィスのハイテク・サービス研究グループのリーダーの1人

名和高司[ナワタカシ]
マッキンゼー・アンド・カンパニーのパートナー。東京大学法学部、ハーバード経営大学院卒。三菱商事を経てマッキンゼー入社。日本、アメリカ、アジアなどを舞台に、情報・通信・メディア、自動車・プラント・電力等、幅広い製造・サービス分野で、成長戦略や異業種アライアンス、経営変革に取り組んでいる。マッキンゼー全社のeコマース、ハイテク、自動車研究グループの中心メンバーの1人。日本支社の@マッキンゼー(ネット事業開発支援グループ)代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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オオカワマサシ

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2001年の本ですが、中身は全く色あせていません。日本の製造業がいまだにこの本の領域まで至っていないことがよく解ります。製造業のサービス化を考える上では、とても参考になります。

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